万が一料理ができない時に!缶詰の買い置きをオススメする理由
介護頑張る栄養士 めぐねこです。
今回は缶詰の買い置きのススメです。
その理由は
1.長期保存が可能:賞味期限が長いので頻繁に買い替えなくてもOKです。
2.栄養価が高い:旬の食材を使用しているので、栄養価の高い状態で加工されています。特に魚の缶詰は骨まで柔らかくなっていて、カルシウムなどの栄養も余すことなく食べることができます。
3.調理が簡単:開けるだけで食べられるものが多く、調理の手間が省けます。時間があるときはひと手間かけてもOKですが、そのままでももちろん美味しく食べられます。
4.多用途:そのままで食べるだけでなく、料理の材料になります。オムレツ、煮物、パスタ、サラダ、スープなど簡単に栄養の高い食事になります。
5.経済的:比較的安価で購入できるので、食費の節約になります。また長期保存できることで食品ロスもなくなります。
6.災害時の備え:災害時にはスーパーやコンビニも閉店したり、物流が止まる事もあります。缶詰をストックしておくことで非常時にも安心して食事ができます。
と、理由は「言われたら納得」というような感じですが、実は「缶詰」の存在を改めてありがたいと思った出来事があります。
私が流行りの感染症にかかってしまい、食材の買い置きはあるものの料理ができない状態が1週間以上続きました。その時に買い置きしていた食材のほとんどがダメになってしまいました。「もったいない」という思いでした。また「食材の賞味期限を気にしない缶詰があると便利だな」と痛感しました。作る人が倒れるという万が一の場面も想定しておくことが大事だな…と思い知りました。
食材があっても作れないのではもったいない!
缶詰の種類は魚、肉、野菜、果物、総菜と種類が多いので買い置きしておくと便利です。
特にこれから年末に向けて忙しくなる時は「買い物に行けなかった」「病院の付き添いで疲れた」「食事の準備が面倒」など食事の準備がいつも以上に面倒に思う場面が出てきます。そんな時に缶詰の買い置きがあると「これを使うか!」となります。
魚の缶詰はサバ、いわし、さんま、ツナ(まぐろ、かつお)、カニ、ホタテ等様々。味も水煮、味噌味、かば焼き等様々。種類も豊富です。そのままでももちろん美味しく食べれますが、卵と魚、肉の缶詰と合わせて、オムレツにしたり、総菜缶と野菜でサラダにしたり。汁ごと使えば旨みたっぷりのスープもできます。
缶詰は基本、加熱処理されているので柔らかいので介護食に向いている食材です。
普段から食事の中に意識して入れるようにすると作る方も簡単、食べる方も食べ慣れているという安心、一石二鳥ですよ。
※噛む力、飲み込む力には個人差があります。不安がある方は医師、看護師、管理栄養士などにご相談ください。