経営者も「マルハラ」に過剰反応? 会社で起きる大混乱 #専門家のまとめ
LINE等で、句点「。」で終わるメッセージを送ると相手に威圧感を与える。これが今話題の「マルハラスメント(マルハラ)」だ。
「マルハラ」に過剰反応し、
「LINEやSNSで社内コミュニケーションするな」
「テレワークもやめだ。出社して対面でコミュニケーションしなさい」
と言いだす経営者も出ている。
今後も「マルハラ」のようなハラスメントが増えていくのだろうか? もしそうだとしたら、私たち経営者、マネジャーはどう若者とコミュニケーションをとるべきなのか? 関連記事をまとめてみた。
▼マルハラを認めてしまうと「ハラスメント」の深刻度が薄くなってしまうと警鐘を鳴らす
▼対策は『。』の代わりに、『!』や笑顔の絵文字を1つ付けるといい?
▼使い方に正解、間違いなどはない。LINEだけで親しくなろうとせず、相手への気遣いこそが求められる
▼最も安心する「了解です」の返信は? → 「了解です。」ではなく「了解です!」
これらの記事を読めば、それほどナーバスにならなくていいことがわかる。語尾に句点「。」をつけず、「!」や絵文字にすれば問題はなさそうだ。マルハラ(マルハラスメント)が誤解される原因は、「ハラスメント」と呼ばれているせいもあるだろう。
テキストコミュニケーションにおける「エチケット」とか「マナー」の類と言えばいい。冒頭の記事にある通り、ハラスメントと表現するには、あまりにも軽い印象だ。パワハラやセクハラと同列に並べるべきではないだろう。