「ありがとう」で幸せになる人・「すみません」で不幸になる人
「ありがとう」で幸せになる人、「すみません」で不幸になる人がいます。違いは何でしょう。なぜそうなるのでしょう。では、どうすれば良いのでしょう。
■ありがとうは魔法の言葉?
「ありがとうは魔法の言葉」などと言いますが、実はこれ、心理学的にも本当です。
ありがとうを言う、感謝を表現すると、次のような良いことが起こります。
自尊心(自己肯定感)が高まる・ストレスが減る・不安、孤独感、嫉妬心が減る・良い人間関係ができる・親切になれる・不公平感が減る・小さな出来事もよろこべる。だから、幸福になれます。
ありがとうを言うだけで、このような変化が起きることが、心理学的に実証されています。もちろん、ひとこと言えばそうなるわけではありませんが、日常的に感謝も想いを表現していると、このような変化が起きます。
「ありがとう」が言える人は、心が健康な人です。心が追い詰められると、自分の言葉考えるようになり、人の善意にまで気が回らなくなります。だから、ありがとうを日常的に言っている人を見ると、私たちはその人がスマートな素敵な人に見えるでしょう。
ところが、人から何かをしてもらうと、「すみません(すいません)」「申し訳ありません」「ごめんなさい」と謝ってしまう人がいます。ありがとうの意味でそう言っている人は良いですし、会話のレトリックとして使っている人なら良いのですが、本当に謝罪の感情を持って「すいません」と言っている人がいます。
「ありがとう」を言うとなぜ良いことが怒るのか、似ているけれども「すいません」ではなぜダメなのか、心理学的に解説します。
(「すみません」の少しくだけた言い方が「すいません」です。)
■「ありがとう」で、なぜ良いことが起こるのか
「ありがとう」は、周囲からの愛を実感している証拠です。
この記事は有料です。
心理学であなたをアシスト!:人間関係がもっと良くなるすてきな方法のバックナンバーをお申し込みください。
心理学であなたをアシスト!:人間関係がもっと良くなるすてきな方法のバックナンバー 2019年7月
税込550円(記事3本)
2019年7月号の有料記事一覧
※すでに購入済みの方はログインしてください。