【小田原市】ていねいに淹れられたコーヒーとモーニングも楽しめる「Anbos Coffee」
今回は先月12月にできたばかりのAnbos Coffeeをご紹介します。
お店の場所は閑静な住宅街としても知られている南町にあります。以前ご紹介した箱根口ガレージや南十字からも近く、小田原城からも一本道で来られたりと観光地にも近い場所ですが、どこかゆったりとした時間が流れているこの街並みにすでに溶け込んでいました。
こちらはオープン当初から話題になっていたコーヒー店。オープン直後にテイクアウトでコーヒーを購入した事が何度かあったのですが、モーニングもいただけると聞きつけて、今回は少し時間に余裕のある朝の時間に行くことにしました。
店内に入ると早速コーヒーのいい香りが広がります。カウンター席とテーブル席が3席ほど。そして入口のすぐ横には焙煎室があります。お店は以前は住宅だった建物をリノベーションされており、私も以前お世話になった旧山福不動産で手がけられたのと、お店の奥さまがもともと設計の仕事を長くされていたとのことで設計周りは奥さまが考えられて作られたとのこと! コーヒーだけでなく、お店づくりへもこだわりが詰まっているように感じられます。
開店時間の直後であったこともあり、この日一番のりでしたが、迷わずカウンター席へ。そして早速モーニングメニューの「ANBOSプレート」をお願いしました。
モーニングはコーヒーがついて980円。メニューはその日によって多少異なりますが、スープや焼きたてのパンがついています。
そしてまずは淹れたてのコーヒーから。カウンター越しにコーヒーを淹れている様子も見ることができるので、やはりカウンターは特等席です。
コーヒーは、言うまでもなく美味しい! 香りよく美味しさが引き立つ温かさでていねいに淹れられた一杯をゆっくり味わえるのは、まさに至福の時間です…。
そしてモーニングのお料理がこちらです。色鮮やかなお野菜、スクランブルエッグなどが付いておりワンプレートになっています。個人的にはこの時期の朝は体も冷えきっているので、スープも付いているのがすごくうれしいです!
おいしくいただきながらお話を伺うと、お店のご主人は以前レストランで長く働いていらしたのだとか。定年を機にコーヒー店を開きたいと考えられていたようで、場所も都内からこの小田原の地にご夫婦で移住されてこちらにお店を開いたのだそうです。私も都内からの移住なので、そんな共通点でも話が盛り上がりました。
また、店名にもなっている「Anbo」はご主人が子どもの頃におじいさまに付けられてからずっと呼ばれているあだ名なのだとか。「本当の名前よりも呼ばれていたかも」とお話されていて、それはなるべくしてなった店名なのだなと納得!
メニューは他にも気になるものが多数あります。中でも「フレッシュサルサドック」は隠れ人気メニューの一つ。トマトなどの新鮮な野菜が贅沢なサルサソースになっているのだとか! ご主人は、長くメキシコ料理を作られていた時期があるそうで、本格的なメキシカンが味わえる逸品のようです。
なお現在、週末は夜も営業し、夕方からお酒も提供されているようです。
種類豊富なコーヒーはテイクアウトもできるのと、豆や粉、ドリップコーヒーなどでも購入することができます。また、デカフェなどもあるので、用途や好みに合わせて選べるのもいいですよね!
ご夫婦のお人柄も素敵で、すっかり時間が経つのも忘れていました。1日の始まりに素敵な時間を過ごすことができました。
お店から海までも一本道なので、テイクアウトしてコーヒー片手にお散歩もよし。コーヒーの香り漂う店内でのんびり味わうもよしなAnbos Coffeeへ、みなさんもぜひ行ってみてくださいね!
店舗情報
Anbos Coffee
住所:神奈川県小田原市南町2-1-6
営業時間:月・水・木…9:00〜18:00 /金・土…9:00〜20:00/日・祝…8:00〜18:00
駐車場:近隣にコインパーキングあり
定休日:火曜日
※最新情報はお店のインスタグラムなどからもご確認ください。