【小田原市】新しい年に新しい本との出会い! カフェスペースもある本屋さん「南十字」
気づけば師走を過ぎ2023年になっていましたが、みなさんどんな年末年始をお過ごしでしたか?
さて、今回は小田原市南町にある「南十字」という本屋さんをご紹介します。以前ご紹介した箱根口ガレージのすぐ隣に位置するお店です。こちら、オープンしたのは2022年10月1日ですが、オープン前からお店の前をよく通っており、本屋さんになると聞いてどんな感じになるのか楽しみにしていました!
通りからはガラス張りの明るい店内の様子が目に入ってきます。パッと見ただけでも色や大きさなどさまざまな種類の本が並んでいて思わず手に取りたくなるものばかり。無類の本好きというわけでなくともワクワクしてきます。
ジャンルも幅広く取り揃えられています。子ども向けの絵本なども多数あり、大人から子どもまで楽しめる本があります。すぐ隣には路面電車の展示があったりと、子どもたちにも人気のエリアでもあるせいか、こちらでもお子さん連れのお客さんは意外と多いのだとか。
また、こちらではzine(ジン)という、個人で発行している冊子も取り扱っています。個人やグループ単位などでオリジナリティ溢れるデザインで作られているものばかり。最近ではこのようにzineを取り扱っている本屋さんも増えているんだそうです。
そしてレジ横には古本コーナーもありました。ここにも子ども向けの絵本があり、息子の好きそうな絵本が100円で売っていたので迷わず購入しました!
さらに「一箱本棚」というコーナーもありました。ここでは本棚の一箇所を貸し出して、その場所を借りている人(オーナー)が自由に選書した本を販売できるというものです。この本棚のオーナー制も最近では導入している本屋さんは多いのだそう。ちなみに栄町にある平井書店の店長さんの本棚もありました! ちょっと面白いですね。
本や冊子は購入することができるだけでなく、ここには喫茶スペースもあるので買った本をお茶をしながらすぐに読むなんてこともできてしまいます。
飲食メニューはこちらです。ビールやワインなどのアルコール類や、ホットサンドなどの軽食もあります。
私もホットココアをいただきました。温まる〜。気づけば本に囲まれながらゆったりとした時間を過ごしていました。
喫茶スペースには、閲覧用の本が並んでいる場所もあるので、お茶をしながらそこにある本を読むこともできます。
そのほかにもチョコレートやクッキーなどの甘いものが置いてあるのもうれしいです。
思わず手に取ってみたい本ばかりですが、お店の方いわくまさに「手元で取っておきたいと思えるような本」を選書しているんだそうです。
私も息子の絵本と、手に取って気になった本を購入しました。息子も早速気に入った様子でした。またちょこちょこチェックしに行きたいと思います。
個人的には今まで本を買うときには、最初から目的の本があって購入したり、ネットでささっと購入することも多かったのですが、こうして並んでいる本の数々から気になる本を発見するのもとても楽しいものだなあと改めて気づくことができました。
新しい年になり、みなさんも新しい本との出会いを探しにふらっとのぞきに来てみてはいかがでしょうか? お気に入りの一冊になるような本と出会えるかもしれませんよ。