太ももの筋肉の衰えを感じている方におすすめしたい「戦士のポーズ2」
「太ももを鍛えて、脚をスッキリしたい」というお声をよく聞きます。実は、太ももの筋肉は複数の筋肉から構成をされています。例えば、前ももと後ろもも。前ももが縮んでいる時は、後ろももは伸びています。まんべんなく鍛えていくためには、各部位の役割を知る必要があります!
太ももの筋肉について知る
太ももは、「大腿四頭筋(だいたいしとうきん)」「ハムストリング」「内転筋(ないてんきん)」の3つの部位に分かれます。
大腿四頭筋とは
前ももの筋肉で、さらに4つの筋肉から構成をされています。股関節を曲げたり、ひざを伸ばしたりする際に働く筋肉です。日常生活では、歩く、走る、ジャンプする、しゃがみこむなどの時に大活躍します!
ハムストリングとは
後ろももの筋肉で、3つの筋肉から構成されています。股関節を伸ばしたり、ひざを曲げたりする際に働く筋肉です。
内転筋とは
内ももの筋肉で、4つの筋肉から構成をされています。股関節を動かしたり、伸ばしたりする際に働く筋肉で、日常生活の動作には欠かせない筋肉です。
太ももを鍛えるためにおすすめの「戦士のポーズ2」
太ももを鍛えるメリットは、脚が引き締まること以外に、基礎代謝が上がることや下半身の安定が有ります。姿勢を改善するためには「骨盤」の位置が大切です! 太ももの筋肉の収縮をすることで、骨盤の位置が戻りやすくなるので動かしていきましょう。それでは、太ももの筋肉を使えるヨガの「戦士のポーズ2」をご紹介します。
①肩幅の1.5〜2倍ほど足を開きます。左足のつま先を外側に向けます。
②右足のつま先は少し内側に向けます。骨盤に両手を軽く当てて、おへそが真正面を向くようにします。おへそが右斜方向を向いてしまうと、太ももの筋肉がしっかりと使えないのでご注意を!
③右ひざを曲げて踏み込みます。この際に、上半身が右に傾かないようにしてください。天井から吊り上げられているイメージで、真っ直ぐと保ったまま腰を落としていく感じです。右足と左足に均等に体重をかけることで、両脚の筋肉を使うことができます。
④両腕を広げ、目線は左指先を見ます。呼吸を続けながら、30秒ほどキープをします。
⑤反対側も同様に行いましょう。
意識してほしいポイント
ひざに負担をかけずに、太ももの筋肉を鍛えるポイントが2つ有ります。
・足のつま先と同じ方向に、ひざを曲げていきます。ひざは内側に入ってしまうと、内転筋がしっかりと使えずひざの負担になります。
・足のつま先よりもひざが出ないようにする。