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財投復活っ!今般成立の第2次補正予算で大幅増

土居丈朗慶應義塾大学経済学部教授・東京財団政策研究所研究主幹(客員)
第2次補正予算で、財政投融資は大幅に増額され、過去最高水準に達した

2020年度第2次補正予算は、通常国会最終盤の6月12日に可決成立した。第2次補正予算では、第2次補正予算で、拙稿「またもや記録破りの・・・」でも記したように、一般会計歳出総額が補正予算の規模として最高額となり、国債増発も最高水準、おまけに史上最大10兆円の予備費が盛り込まれるなど、何かと一般会計に注目が集まった。

しかし、史上最大になったのは、一般会計ばかりではない。

実は、財政投融資も計画額として史上最大となった。冒頭のグラフにも表れているように、当初計画(当初予算と合わせて策定)の13.2兆円に加え、

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慶應義塾大学経済学部教授・東京財団政策研究所研究主幹(客員)

1970年生。大阪大学経済学部卒業、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。博士(経済学)。慶應義塾大学准教授等を経て2009年4月から現職。主著に『地方債改革の経済学』日本経済新聞出版社(日経・経済図書文化賞とサントリー学芸賞受賞)、『平成の経済政策はどう決められたか』中央公論新社、『入門財政学(第2版)』日本評論社、『入門公共経済学(第2版)』日本評論社。行政改革推進会議議員、全世代型社会保障構築会議構成員、政府税制調査会委員、国税審議会委員(会長代理)、財政制度等審議会委員(部会長代理)、産業構造審議会臨時委員、経済財政諮問会議経済・財政一体改革推進会議WG委員なども兼務。

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