六本木駅でもランチが1,000円で食べられる1980年代創業のタイ料理店
「東京にタイ料理店がなかった1985年当時、現地大使館関係者の要望により誕生した」(『Hanako (ハナコ) 2016年 8月25日号』より)のが六本木駅の裏通りにある『バンコク』です。ちなみに、「創業は1980年」「日本最古のタイ料理」「日本で二番目に古い」などの様々な情報がありますが、私が言えるのは、とにかく歴史あるタイ料理店ということです。
ですので、怪しげにも見えるビルに地方の食堂のような外観、
内装も場末のスナック感に溢れています。
立地は六本木駅から徒歩5分ではありますが、まさに裏路地です。
しかしながら、六本木価格とは思えないコストパフォーマンスです。
『ザガットサーベイ』(2013年廃刊)誌にも「辛いだけでなくうまみと奥深さのある嘘がない味で、やや価格が高いのを差し引いても、東京で一番のタイ料理店」と評され、25ポイントという高得点を獲得したこともあります。
ランチのお薦めは、鶏肉のバジル炒めかけご飯(ガパオライス)と鶏肉のグリーンカレーのハーフ&ハーフです。タイ料理だと、ランチで1,000円は高く感じる方もいるかもしれませんが、六本木価格ということ。また食後の満足感は間違いなく得られると思います。
グリーンカレーは、青唐辛子を感じますが、ナンプラーの香りとココナッツミルク、加えて甘じょっぱさから、そこまで辛さを感じません。実はガパオライスの方が辛いのです。
サービスは日によりけりですが、異国感は味わえます。
ばんこく
住所:港区六本木3-8-8 六本木WOOビル 2F
電話番号:03-3408-7353
営業時間:[月~土]11:30 - 14:30(L.O. 14:00)17:00 - 23:00(L.O. 22:00)
定休日:日曜日・年末年始