「七五三は子どもに絶対着物を着てほしい!」とこだわる母が、事前にやった工夫と声かけ/双子の七五三②
双子のアニくん・オトくんを育てながら、育児マンガを描いているさくらいえまです。
秋は七五三のお祝いをする方も多いのではないでしょうか?わたしたちは双子が3歳と5歳のときに七五三のお参りをしました。
わが家の七五三体験談、全2回のうち第2回を公開します!
※現在住んでいる地域(関西のある地方)では、3歳と5歳に男の子の七五三をお祝いされている方が多いです。
前回までのあらすじ
3歳の七五三では、親の準備不足もあり、子どもたちに着物を着てもらえませんでした。「5歳の七五三は着物を着てほしい!」と意気込みますが、果たして着物を着てくれるでしょうか?
4歳の双子男児に着物を着てもらうため、準備開始!
着物に抵抗を持たないよう、前向きな声かけをした
5歳の七五三では、夫の実家にある着物をお借りします。義両親に双子の着物姿を見ていただくためにも、「できることは全部やろう」と思っていました。
実際におこなったのは、次の4つのこと。
- 「七五三のお参りでは着物を着るよ」と説明(わたしも訪問着を着せていただく予定だったので、そのことも伝える)
- テレビに着物姿の人が映ると「あれも着物だよ」「キレイだね、かっこいいね」と声かけ
- 父(夫)が七五三で着物を着たときの記念写真を見せる
- 着る着物をそれぞれ選んでもらう
わが家の子どもたちにとって、着物は見慣れないもの。まずは着物に接する機会を増やし、ポジティブな言葉を使って、着物という衣服を受け入れられるよう心がけました。
着物姿を確実に写真に残せるよう、フォトスタジオでの撮影も計画
3歳の七五三のとき(前回記事参照)に、「フォトスタジオで別撮りすればよかった」と痛感したので、今回は事前に義母や夫に相談しました。
※前撮りではなく後撮りを計画したのは、スケジュールの都合によるものです。
入念に動いたおかげか、子どもたちはあっさり着物を着てくれそう…?
七五三当日!
七五三のお参りはスムーズに終了!
5歳の七五三は特にトラブルなく、お参りできました!
気になっていた写真撮影も、夫の実家でのお支度から、神社への移動中・境内・帰宅後までたっぷり撮影。「スタジオでの別撮りはいらないかな」と思うほど満足し、夫や義母も同意見だったので、結局スタジオでの撮影はおこないませんでした。
5歳で着物を着てくれた最も大きな理由は、子どもたちが成長したから
子どもたちは4歳頃から、やってほしいことをわかりやすい言葉で説明すれば、理解して行動してくれるようになりました。
5歳の七五三でも、母の言葉を聞いて「じゃあ着物を着てみるか」と判断してくれたのだと思います。
わが家の双子の場合、3歳の頃に全く同じことをしても、着物は着なかったかもしれません。前回の記事のまとめにも書いたように、フォトスタジオで別撮りするなど、さらに着物に慣れてもらうような工夫が必要だったと思います。
着物を着る・着ないに関係なく、無事に七五三をお祝いできますように!
ただ、万全に準備を整えても子どもが着物を着ない可能性はあります。
そもそも七五三は子どもの成長を祝う行事なので、正直なところ、着物を着ることは必須ではありません。
親としては「着物姿の子どもを見てみたい」と考えてしまいがちですが、たとえ子どもが着物を着なかったとしても、それもまた良い思い出になりそう。わが家の3歳の七五三も、早くも楽しい思い出話になりつつあります。
今年お子さんの七五三を迎えられる方へ、ご家族にとって思い出に残る一日になりますように!