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【自宅で簡単トレ】太ももを効率的に引き締める「ヨガトレ」

上村ゆい身体が硬めのヨガインストラクター

日常生活の中では、なかなか鍛えることのできない「脚」の筋肉。ジーパンを履こうと思ったら、太ももがパツパツ…なんて事態におちいってしまうかもしれません。太ももは体の中で大きな筋肉なので、鍛えることで嬉しいメリットもあります。お家で手軽に太ももを鍛えられる「ヨガトレ」をご紹介します。

太ももの筋肉と役割

太ももは、「大腿四頭筋(だいたいしとうきん)」「ハムストリング」「内転筋(ないてんきん)」の3つの筋肉から構成されています。ざっくりと説明をすると、大腿四頭筋は前もも、ハムストリングは後ろもも、内転筋は内ももです。

イラストAC
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大腿四頭筋は4つの筋肉から構成されていて、日常生活では歩いたり走ったりするときに使われる筋肉です。

イラストAC
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ハムストリングは3つの筋肉から構成されていて、特にサッカーや陸上競技などのスポーツで役割を発揮します。

イラストAC
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イラストの筋肉の総称が「内転筋」です。体の安定を担う大切な筋肉です。

太ももの筋肉を鍛えるメリット

太ももの筋肉を鍛える目的は、「脚が細くなりたい」という方も多いかもしれません。太ももの筋肉を鍛えるメリットは、脚を引き締める以外にもあるのです!

・代謝アップ…太ももの筋肉は、体の中で一番大きな筋肉です。大きな筋肉を動かすと、代謝が上がるので痩せやすくなります。
・姿勢改善…太ももやお尻の筋肉を鍛えることで体幹が安定しやすくなります。体幹が安定することによって、姿勢改善の効果も期待できます。
・疲れにくくなる…体のバランスが取れてくると疲れにくくなります。

photo AC
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よく「歩いているから大丈夫」という声を聞きますが、ただなんとなく歩いているだけでは太ももを鍛えることはできません。意識をして筋肉に、しっかりと負荷をかけながら強化をしていきましょう。

太ももの筋肉強化「ヨガトレ」

それでは早速、太ももを鍛える「ヨガトレ」をご紹介します。ポイントをしっかりと押さえて行っていきましょう!

①左ひざの下にかかとがくるようにセットをし、両手を床に置いたまま右脚を後ろに伸ばしていきます。右ひざを床から浮かせた、ひざを真っ直ぐと伸ばしましょう。右足の指全体で床を蹴るような感じで行うと、下半身が安定しやすくなります。

photo by YUI
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②下半身の土台をしっかりと作ったら、左手は床に下ろしたまま、右手を右耳の横につけひじを真っ直ぐと伸ばしましょう。上体を少しねじり、太ももの筋肉をしっかりと使いながら右側面を伸ばしていきます。

photo by YUI
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③可能であれば左手も床から離し、両うでを進行方向へ真っ直ぐと伸ばして、そのまま30秒ほどキープをしましょう。ツラい人は、ひざを床に下ろして行っても大丈夫です。
太ももを強化したい人は、ひざを床からあげた状態で行ってみてください。

photo by YUI
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④反対側も同様に行っていきましょう。

太もも強化をするためのポイント

・前の脚の太ももとお腹をくっつけて、脚の付け根の筋肉も意識して使ってきましょう。
・後ろの脚は、ひざを真っ直ぐ伸ばして行うことで、前ももの筋肉がギュっと縮みます。
・前の脚にだけ重心をかけるのではなく、後ろ足の指で床を押し後ろの脚の筋肉もしっかりと使っていきましょう。

動画で確認をしたい方はこちら

身体が硬めのヨガインストラクター

「ヨガインストラクター×ヨガライター」鹿児島のさまざまな場所へ出向く、出張ヨガレッスンがメイン。自身の身体が硬い経験を活かし、ヨガ記事や初心者でも行いやすい動画をYouTubeで定期的に公開をしている。元美容部員。精神保健福祉士・社会福祉士の資格を保有。

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