福岡中洲の繁華街

福岡一の繫華街でもある中洲。西中洲から中洲側へ福博であい橋を渡れば、そこには〆のラーメン屋さんが。ラーメンは中州の夜明けたい！というキャッチフレーズで、2020年1月にオープンした「長浜ラーメン 長浜亭」。
中洲の真ん中ともいえる繁華街の中心部にあるお店は、夜営業のお酒も飲めて〆のラーメンもいただける、屋台風すたいるのラーメン居酒屋です。
この赤い鮮やかな看板と提灯が灯り、定番の暖簾も雰囲気よいですね。

店内はカウンターとテーブル席があり、結構スペースもある感じ。このカウンター上にズラリと並ぶメニューも良いです。ラーメンは豚骨一本、しかしサイドメニューとドリンクメニューが豊富。焼き鳥におでん、そして一品メニューも。ドリンクもたくさんで、これは博多の屋台の面影を感じるスタイルですね。

お店の中にはこんなおでんカウンターも。この雰囲気が良いですね。何を食べようか、この四角いおでん鍋を見ながら選ぶのも楽しい。そして美味しく思えてしまうのはなぜでしょう。おでんをつまみながらビール、最高ですね。

ラーメン

こちらが豚骨一本のラーメン。このネギとチャーシューの雰囲気、まさに長浜系です。シンプルなのがまた美味い。いわゆる屋台風ともいえる仕上がりは、こんなラーメンを食べてこそ、中洲の夜明けたい！、そう思う〆の一杯です。

豚骨濃度は控えめながら、バリっと表面にラード感、そして熱々。さっぱりとした味わいで塩味を程よく感じるカエシ。シンプルながら武骨さも見え隠れする、こんな一杯こそ往年の長浜の屋台スタイルでしょう。

加水率低めに思う、歯切れ良い細麺は、長浜王道のスタイル。このバランスは間違いなく美味いし、サクッと替玉。麺とスープを交えていただいても、濃すぎず薄すぎずのしっかりした味わいも良きです。

テーブル席も広々と確保。お店ではありますが屋台の雰囲気は満点。屋台でいただくのも良いですが、こんな暑い日には、快適に店内でいただくのがやっぱりいい。往年の長浜スタイルを再現するお店。屋台風の長浜スタイルは、〆に相応しいさっぱりとした一杯です。

長浜ラーメン 長浜亭 中洲店