片付け、どこから始める?一番最初に行うおすすめの場所とその理由・効果
片付けを始める時に一番最初に行う場所はどこが良いでしょうか?
私は「テーブルの上を何もない状態にする」をおすすめしております。
普段食事をするダイニングテーブルやリビングテーブルなどです。
これらの場所に置いてある物をすべて片付けて、何もない状態にします。
テーブルの上に置いてある物の例
【ごみ】
ごみが置きっぱなしになっていたら捨てましょう。
【使い終わった食器】
マグカップやお皿など、使い終わった食器はシンクに移動しましょう。
【飲み終わったペットボトル】
資源ごみとして、決めたところに持っていきましょう。
【食べかけのお菓子】
食べてしまう、あるいはキッチンボードなどのお菓子を収納する場所に戻しまよう。
【ダイレクトメール】
必要ないものは雑紙として廃棄、必要なら書類置き場に移動しまよう。
【購入して未開封のままの小物や雑貨】
開封して定位置に収納しましょう。
【使い終わった雑貨や文房具】
爪切りやハサミなど使ったまま放置されている物は定位置に戻しましょう。
このように、テーブルの上はさまざまな物が置きっぱなしになりやすいところです。
もしかしたら山のようになっていて、どこから手を付ければいいかわからない!と思う人もいるかもしれません。
しかし、ひとつひとつをピンポイントで見てみると、すぐに移動できる物ばかりのことが多いです。
まず、これらの物を確実に移動して何もない状態にします。
何もない状態をおすすめする理由
何もない状態がおすすめするのはなぜでしょうか。
次のような理由があります。
- よく使う場所だから
- 範囲が限定されているので取り掛かりやすいから
- 「完了した」というゴールが見えやすいから
- 「何もない状態」を体感することで、達成感を得られるから
- 達成感を得ると、その他の場所の片付けの意欲につながりやすいから
- 拭き掃除がしやすいから
片付けのハードルは比較的低い場所なので、まずはここからと気軽に開始できます。
テーブルの上が定位置になっている物がある場合は
リモコンやティッシュペーパー、ペン立てなどの定位置がテーブルの上になっているご家庭もあると思います。
できることならテーブルの上以外の場所を定位置にすることをおすすめします。
物が置いてある場所には、さらに他の物も置きやすくなってしまうからです。ツイツイいろいろな物を増やしてしまいがちです。
また、テーブルを拭く時に「物をどける」という手間も加わってしまいます。
ただ、他の場所を定位置にするのは難しいこともあるかもしれません。その場合は、テーブルに置いてよい物は「何」と「何」と明確に限定します。
決めた物以外は置かないと決めると良いです。
テーブルを何もない状態にする効果
何もない状態にすると良いことがたくさんあります。
- 何もない状態は見た目も良く気持ちいい
- 食事がしやすくなる
- 掃除がしやすくなる
- 異常な状態(物が置きっぱなしの状態)を感知しやすくなる
- 何もない状態を繰り返すことで片付けの習慣ができる
ということで、一番最初に片付けを始めるおすすめの場所はテーブルの上です。
何も置かない爽快感、片付けた達成感、すっきりを保つ満足感を味わってみてはいかがでしょうか。