【長野市】多頭飼育していた飼い主が亡きあと、残された猫たちの臨時譲渡会が21日(日)に開催されます
木島平村で多頭飼育されていた猫たちが、飼い主が亡くなった後に取り残されてしまい、飯山市の北信保健福祉事務所で譲渡会が開かれたことが、先日ニュースになっていました。
現在ほとんどの子が保健所に収容されていて、一部はボランティアさんが預かっているそうです(先日の譲渡会で、何匹かは受け入れの希望が入っているそうです)。譲渡対象の猫は出産、育児中の猫たちもいて、40匹以上。
8月21日(日)13時から、「ながの鈴ねこの会」さんの協力で、JAグリーン長野旧川柳支所で臨時の譲渡会が開かれることになりました(来場予約不要)。
ながの鈴ねこの会は、長野市南部を中心に、毎月保護猫の譲渡会を開いています。
今回は、毎月の譲渡会とは別の臨時の譲渡会。主催は「長野県動物愛護会北信濃支部」です。すでに希望が入っているなどして、不参加の猫もいますので、会場で出合える猫は保護されている猫の一部です(参加することがすでに決まっているのは14匹)。
譲渡会に参加するのは基本的に大人猫で、ほとんどが5歳以下の若い猫だそう。多頭飼育でしたがかわいがられていたようで、人懐っこい子が多く、「ほとんどの子が人馴れしているので、大人猫ですが比較的早く懐きやすいと思います」と、ながの鈴ねこの会さん。
今回のように、飼い主が不在になることで猫が取り残されてしまったり、多頭飼育崩壊が起きてしまうことは珍しいことではありません。
飼い主をただ責めることは簡単なことですが、起きてしまったときに迅速に猫を救えるネットワークを整えることは、社会全体で取り組むべき問題です。
猫を飼いたいと考えている方は、保護猫の受け入れも選択肢にいれてみてはいかがでしょうか。
皆さんのすぐそばに、里親を必要としている猫たちが待っていることを知っていただければと思います。
【イベント情報】
保護猫の臨時譲渡会
日時:8月21日(日) 13時~15時
場所:JAグリーン長野旧川柳支所
来場予約不要
主催:長野県動物愛護会北信濃支部
協力:長野県動物愛護会長野市支部・ながの鈴ねこの会 公式サイト
Instagram
Twitter
問い合わせ先:平日9時~17時 北信保健福祉事務所(食品・生活衛生課)0269-62-6035
土日・平日時間外 二ノ宮 090-2639-5506
*会場にトイレはありません。
*当日猫を連れて帰ることはできません。
*記事の内容は取材当時のものです。
【関連記事】