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それ虫垂炎(盲腸)のサインかも!-虫垂炎が起こるとどうなるのか?-分かりやすく解説!

ご覧いただきありがとうございます。

おがちゃん先生です。

今回は、虫垂炎(盲腸)が起こると

どんな症状が現れるのか?解説していきます。

虫垂炎(盲腸)とは?

虫垂炎は、

虫垂に炎症が起きた状態で、

強い腹痛吐き気などをきたします。

一般的に「盲腸」といわれますが、

実際「盲腸」というのは大腸の一部のことで、

そこから伸びる突起物を「虫垂」といいます。

虫垂炎(盲腸)になるとどうなる?

虫垂炎では、

みぞおち辺りの痛みへそ周囲の痛み

右の下腹部の痛み(マックバーニー点)

というように、時間の経過とともに、

痛みの部位が移動していくのが特徴的です。

※ただし、この典型例に当てはまらないこともある。

また、炎症が他の部位まで及ぶと、下痢や

頻尿・排尿障害などが起こることもあります。

虫垂炎はなぜ起こる?

虫垂炎は、虫垂の内腔が、

粘膜浮腫糞石(ふんせき)腫瘍などによって

閉塞することが、原因だと考えられています。

さらに、そこに細菌が感染することで、

虫垂炎が進行していってしまいます。

最後に

虫垂炎は、発症から時間が経過するにつれ、

穿孔(破れる)などのリスクが高くなります

なので、不安や似たような症状がある場合は、

早めに医療機関に受診するようにしましょう。

参考になれば幸いです。

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【参考文献】
・野村嶬(編集)(2004):「標準理学療法・作業療法学,解剖学」,第2版,医学書院
・坂井健雄ら(2018):「人体の構造と機能①,解剖生理学」第10版,医学書院
・堀川宗之(2019):「見て読んで学ぶ人体解剖生理学」,改訂第2版,東興交易(株)医書出版部
・落合慈之(監修)(2019):「消化器疾患ビジュアルブック」第2版,株式会社学研メディカル秀潤社

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身体の構造や仕組みを分かりやすく解説!/0から学ぶ解剖生理学サロン運営/JSTAS認定整体師/東京リエイチ整体アカデミー非常勤講師/bijou解剖ボディケアスクール講師

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