ふんわり柔らか「千歳飴」?まろやかミルク餡と爽やかな苺の芳香が相性抜群!銀座に志かわさんにて期間限定
11月に入り、参拝帰りや撮影帰りであろう被布を纏った女の子や、フォーマルに身を包んだ男の子たちをよく見かけるようになりました。晴れ着に気持ちが高ぶり、いつもより大人しくなる子もいればはしゃいでしまったり…こちらまで笑顔になりますね。
さて、和菓子ではありませんが、歳時記をもとに和菓子の要素を盛り込んだパンを期間限定で展開する試みをはじめた「銀座に志かわ」さん。
実は密かに毎回楽しみにしているのですが、今回はあまりにも愛らしくおめでたいパンが登場していました!今回は銀座に志かわさんの歳時記シリーズ「千歳飴-CHITOSE-」をご紹介。
千歳飴を最後にいただいたのは約30年ほど前ですが、思わず童心に返ってしまうようなピンクと白のパステルカラー調のおめでたい色味。
ちなみに千歳飴の起源には諸説ありまして、浅草もしくは神田明神にて江戸時代(17世紀半ば〜18世紀初頭)から始まったとされています。確かに、浅草では今も昔からの飴細工専門店もありますし、深いつながりがありそうですね。
しかし、飴をそのまま盛り込んでは芸がありません。白は生クリームをたっぷり配合したお馴染みのしっとりリッチな食パン、ピンクは苺を配合したパン生地です。
こちらの苺がまたなかなかフレッシュで、想像していた以上に香料ではなく果実の酸味も舌と鼻で楽しめるような塩梅。そこがより一層子供たちの無邪気さと申しますか、天真爛漫なイメージと繋がるよう。プレーンとの風味のコントラストも楽しめますね。
また、和菓子でも時折お饅頭などにみられる練乳を配合したミルク餡が和テイストのエッセンスとなり、和菓子好きとしてはストンと肩の力が抜けるのです。トーストするより、個人的にはそのまま常温でミルク感と爽やかな甘酸っぱさをストレートに感じるのがベターかと。
今回は投稿のためにカットして撮影致しましたが、千歳飴ではなくこちらのパンを丸かじりできる今の時代に生まれたかったなぁ~と思ったり思わなかったり。いえ、思いました…。
千歳飴は保育園や学校、児童館などの教育施設、写真館や神社でも頂戴する機会が多いかと思いますし、ちょっと視点を変えて「丸かじりしてみてね♪」とお渡しするのも粋かもしれませんね!
その際は、「ミルク風味のあんこなんだよ~こういうお饅頭もあってね、美味しいんだよ。」という和菓子に触れていただくと、私としては嬉しい限りです。
尚、こちらは11月30日(土)迄の販売予定だそうです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
<銀座に志かわ・本店>
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不定休