成功の秘訣はここ!失敗なしバターオイルグルテンなしふんわり小麦のパンみたい「かぼちゃの米粉食パン」
こんにちは保健師・ノンオイル料理研究家の茨木くみ子です。
かぼちゃの美味しい季節とともに、ハロウィンも近くなってきました。
今日は混ぜるだけで簡単に作れる、「かぼちゃの米粉食パン」をご紹介させていただきます。バター・オイル・グルテンなしでも、しっとりふわふわで
まるで小麦のパンのようにきめ細やかなパンです。
米粉食パンで起こりやすい失敗の原因についても詳しく説明させていただきます。
まず、かぼちゃの米粉食パンの作り方からご紹介させていただきます。
パウンド型(21×8センチ 高さ6センチ)1本分
(熱量927kcal 脂質1.9g)
・米粉(ミズホチカラパン用) 220g
・冷凍かぼちゃを解凍して皮をとったもの 75g
・ドライイースト 2g(小さじ2/3)
・砂糖 15g
・水あめ 6g
・30~35度のぬるま湯 170ml程度
・塩 1g
・塩こうじ 11g
作り方
1.材料をすべてをボウルに入れる。ぬるま湯はまず150mlくらい入れて混ぜる。
2.リボン状に落ちて落ちた先が3秒程度で消える固さにぬるま湯で調整する。
3.手かハンドミキサーで5分攪拌する。フードプロセッサーもお勧め。(フードプロセッサーでの作り方は動画で説明しています。)
4.乾燥予防にラップなどをして30~35度で20分程度一次発酵1.5倍になるのを待つ。
5.1分間ゴムベラでしっかり混ぜてガス抜きする。
6.クッキングシートを敷いたパウンド型に流し入れ、型をトントンと刺激して空気を抜き1.8倍膨らんだのところに楊枝などで線を付ける。乾燥予防のシャワーキャップなどして温かいところで1.8倍まで発酵させる。
7.オーブンの予熱をあげておく。190度程度。
8.パウンド型を入れクッキングシートをかぶせてもう一枚の天板を逆さにしてかぶせ、190度で35分程度で焼き上げる。
9.ほんのり冷めたら、クッキングシートを巻き、保存袋に入れて冷めるのを待つ。
米粉パンで一番起こりやすい失敗の原因は?
米粉パンの失敗で一番よく起こることは、二次発酵時の過発酵です。
米粉パンの失敗のほとんどがここ!と言っても過言ではありません。
米粉パンの生地は水分が多くドロドロしている為、予想以上の速さで膨らむことが多くオーブンの予熱が間に合わなかったり、オーブンに入れるときにもたもたしてしまうことで
遅れてしまい過発酵になってしまうことが多いです。
二次発酵は早く終わることを想定してオーブンの予熱は早めに上げます。
過発酵のパンはきめが粗くぼそぼそした食感になってしまいます。
またもっと発酵が進んでから焼き上げると、パンの上部が陥没して小さいパンが焼けてしまうこともあります。
動画で詳しく説明しています。是非ご覧ください。
- フードプロセッサー・ハンドミキサーでの生地作り
- 米粉パンの失敗いの原因はここ、ここさえ押さえたら大成功
- きれいにスライスする方法
- 焼きたての米粉食パンをきれいにスライスしたい時の方法
保存とスライス、硬くなったパンの美味しい食べ方
焼き上がり冷めたらポリ袋にいれて半日以上待ちます。
スライスする時は包丁を軽く濡らすと切りやすいです。
スライスして、冷蔵庫か冷凍庫で保管しています。
食べる時は軽くレンジで温めてからトースターで焼いています。
【注意】
ハンドミキサーはパワーの強いものを使用してください。
わたしは何台か壊してしまいました。
(レシピの無断転載・コピーはお許しください。)
最後までお読みいただきありがとうございました。
米粉で作るお菓子やパンのレシピをたくさんご紹介しています。
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