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【他とは違う】夏から初秋の手土産6選 広報がイチオシする理由

東龍グルメジャーナリスト
(C) 東龍

夏のバケーション

夏のバケーションは一年のうちでも長いです。

2023年の夏は暑くなると予想されていますが、JTBによると、コロナ禍前と同水準程度に、多くの人が観光に出かけるとレポートされています。

季節予報解説資料/気象庁

2023年夏休み(7月15日~8月31日)の旅行動向/JTBグループサイト

日本の残暑は厳しいですが、それでも8月を過ぎると気温は下がり、気持ち的にも足取りが軽くなるので、9月に出かけるという人もいるでしょう。8月から9月は、旅行だけではなく、親類や知人などを訪れたり、会食したりする機会も増えます。そういった時には手土産を持参するのが一般的です。

夏から初秋にかけてオススメの手土産を、広報がイチオシする理由と共に紹介していきましょう。

グランド ハイアット 東京

サマー アイシングクッキー (C) グランド ハイアット 東京
サマー アイシングクッキー (C) グランド ハイアット 東京

クッキーは色々なデザインに成形できますが、夏っぽいアイテムに仕上げたのが、8月31日まで販売されているグランド ハイアット 東京「フィオレンティーナ ペストリー ブティック」の「サマー アイシングクッキー」( 大1枚 1,500円、ミニサイズアソート 4枚入り 2,000円)です。

焼き上げからデコレーションまでハンドメイドでつくり上げた、毎年人気の香ばしいアイシングクッキー。イルカやハイビスカス、かき氷など夏らしいものばかりで、見ているだけで楽しくなります。ひとつひとつ手づくりで可愛らしく描かれているので、子どもにも喜ばれることは間違いありません。

広報コメント:可愛らしい見た目と優しいバニラ味のクッキーは、お子様のいらっしゃるおうちへの手土産としても大変ご好評いただいています。一枚一枚少しずつ表情が違うので、お気に入りの一枚を探してみるのも面白いかと思います。

ウェスティンホテル東京

ウェスティン バターサンド (C) ウェスティンホテル東京
ウェスティン バターサンド (C) ウェスティンホテル東京

ウェスティンホテル東京のペストリーブティック「ウェスティンデリ」で販売されている「ウェスティン バターサンド」(1,550円)は、有名なエグゼクティブペストリーシェフの鈴木一夫氏がこだわった手土産。ひとつひとつ包装されているので食べやすく、見た目も可愛らしくて目を引きます。

バタークリームはカスタードソースとフレッシュなバターの心地よい香りが広がります。サブレ生地はしっとりしていながらも、サクサクっと軽やかなテクスチャで癖になりそう。ラム酒の香味がギュッと凝縮された「ラムレーズン」、プチプチっとしたドライフィグの食感が印象的な「フィグ」と、2種類が用意されているので、相手の好みに合わせてチョイスできます。

広報コメント:バタークリームは鈴木のスペシャリテです。口に入れた瞬間に広がるフレッシュなバタークリームの香りと軽やかな口あたりが味わえますので、どうぞお楽しみください。

ホテル雅叙園東京

天井画ショコラ「八景」 (C) ホテル雅叙園東京
天井画ショコラ「八景」 (C) ホテル雅叙園東京

チョコレートは違いがわかりにくい手土産ですが、ホテル雅叙園東京のPATISSERIE「栞杏1928」の天井画ショコラ「八景」(4,300円)であれば、他と差別化できます。

表面に写し取られているのは、ホテル雅叙園東京の天井や壁を彩る花鳥画や美人画、江戸時代の参勤交代をモチーフにした彫刻からのひとコマを切り取った大名など、8つの絵柄。フレーバーもバラエティ豊かで、ほうじ茶、紫蘇、抹茶、オレンジアールグレイ、カシスフィグ、バニラ、山椒、トロピカルペッパーと個性的です。

広報コメント:館内には昭和初期からの日本画や美術工芸品が2,500点ほど残っています。より多くの皆さまにお楽しみいただきたいという想いから「持ち帰れるアート」をコンセプトに誕生しました。バンケットエリアは参加されるお客様しか入れないので、そこに飾られたアートを表現したショコラが、特におすすめです。

アトリエうかい

フールセック・サレ缶 (C) アトリエうかい
フールセック・サレ缶 (C) アトリエうかい

夏はビールやスパークリングワインがおいしい季節です。そんなアルコールと相性抜群なのが「アトリエうかい」の「フールセック・サレ缶」(2,800円)。「サレ」はフランス語で「塩味」を意味し、甘味の中にある塩気が心地よいです。

コショウの辛味が効いた「ローストオニオン&サラワクペッパーサブレ」、エダムチーズのコクが印象的な「プロヴァンスハーブ&チーズサブレ」、炒めたベーコンが香り立つ「ベーコンポテト&トマトサブレ」、トマトフレークやチーズをまぶした「トマトメレンゲ」、軽やかな食感の「枝豆クラッカー」、ゴボウの風味が広がる「ゴボウ糖衣がけアーモンド」と、個性豊かなラインナップで、お酒がおいしく進みます。

広報コメント:お酒に合うフィンガーフードをお菓子で表現したいという発想から生まれました。まるでオードブルのような焼菓子で、スパイスとハーブが香り立つクッキーです。

山の上ホテル

山の上マロン&レモン 詰め合わせ (C) 山の上ホテル
山の上マロン&レモン 詰め合わせ (C) 山の上ホテル

8月は爽やかな柑橘、9月は旬の味覚である栗が人気です。どちらとも食べたいという欲張りな気持ちを満たしてくれるのが、山の上ホテルの「山の上マロン&レモン 詰め合わせ」(マロン3個とレモン2個 1,800円、マロン5個とレモン5個 3,500円、マロン8個とレモン7個 5,200円)です。

見た目が栗のような「山の上マロン」は、スポンジ生地の中にフランス産マロングラッセがしのばされた、フワフワのプチマロンケーキ。レモンを模した「山の上レモン」は酸味が冴えたレモンケーキで、レモンピール、レモン果汁、レモンの皮を練り込み、レモン味のチョコレートでコーティングしました。2つの味覚を食べ比べできるのも、楽しいです。

広報コメント:ペストリースタッフがひとつひとつ丁寧に手づくりしています。人気の2種類を1箱に詰め合わせた名物商品で、ご家族にも大切な方への贈り物にも最適です。

ザ・ペニンシュラ東京

ヘイフンテラス特製 月餅 (C) ザ・ペニンシュラ東京
ヘイフンテラス特製 月餅 (C) ザ・ペニンシュラ東京

9月から10月初旬の風物詩といえば中秋の名月で、2023年は9月29日となります。 この時期に食べておきたいのが、満月を象った中国の伝統焼菓子である月餅です。

ザ・ペニンシュラ東京では8月30日から9月30日にかけて「ヘイフンテラス」の点心師がつくった「ヘイフンテラス特製 月餅」(4個 3,800円、8個 7,000円)を「ザ・ペニンシュラ ブティック&カフェ」で予約販売。1986年にザ・ペニンシュラ香港の中国料理 「スプリングムーン」 のシェフたちが、蓮の実のペーストやアヒルの卵黄を用いた伝統的な月餅をアレンジして創りました。香港では毎年絶大な人気を誇っており、本格的な月餅を日本でも味わえると好評です。

広報コメント:食べやすいサイズで、サクッと軽い生地と程よい甘さのカスタード餡が相性抜群です。美しいデザインの箱詰めになっているので、自分へのご褒美はもちろん、大切な方へのギフトとしてもおすすめです。

夏から初秋の手土産

夏らしいクッキー、見た目が可愛らしいバターサンド、日本画を写し取ったチョコレート、酒肴にぴったりな焼き菓子、レモンとマロンのケーキ、名物の月餅と、夏から初秋にオススメしたい手土産を紹介しました。

どれも個性的で、ひと夏の印象に残る商品です。商品を最もよく知る広報のコメントも参考にして、訪問先に喜んでもらえる手土産を選んでいただけると嬉しく思います。

グルメジャーナリスト

1976年台湾生まれ。テレビ東京「TVチャンピオン」で2002年と2007年に優勝。ファインダイニングやホテルグルメを中心に、料理とスイーツ、お酒をこよなく愛する。炎上事件から美食やトレンド、食のあり方から飲食店の課題まで、独自の切り口で分かりやすい記事を執筆。審査員や講演、プロデュースやコンサルタントも多数。

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