読んで頂いてありがとうございます！
たくや／ランナーです。都内で医師＆ランニングコーチをしています。

今回は寿命が延びるスポーツと、適度な運動時間ついてまとめます。

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さいしょに

運動を始めた動機や続ける理由は、人それぞれだと思います。ですが、例えばアールビーズ社のランナーに対するアンケートでは、ランニングを始めたきっかけの第一位と、継続する目的の第二位が「健康のため」でした。

では「健康のため」に行うスポーツとしてランニングは適しているのでしょうか。そしてどのくらいランニングをしたらいいのでしょうか。

どんなスポーツがよいのか

デンマークのコペンハーゲンで1991年から2017年まで、最大25年間追跡された調査です。

活動的でない生活をしている人と比べて、運動習慣のある人の余命の伸びを、運動別に比較したものです。驚くことに、圧倒的にテニスやバドミントンがよいのが分かります。

ですがこれは「複数人でコミュニケーションをとりながら行うのが良いのではないか」ということです。一人で行えるスポーツとしては、サイクリングや水泳、ジョギング、ストレッチとも大差はありません。

どのくらい運動するのがよいのか

また同研究においてその後、週の運動時間別の解析もなされています。

結果、スポーツは長時間やればやるほど良いというわけではありませんでした。週2.6-4.5時間程度が一番死亡リスクが低かったようです。そして週1時間程度の運動、要は週末に1時間程度走るだけでも、十分効果がある事が分かってもらえると思います。

まとめ

本当に「健康のために」運動をするのであれば、複数人で行うスポーツがよいでしょう。ですが1人で運動をする方も多いと思います。その場合は、水泳でもサイクリングでもジョギングでも大差はないようです。自分が始めやすい、続けやすいスポーツを始めるのがいいのではないでしょうか。

そしていずれのスポーツでも、やり過ぎはいけません。週2-3回、1-2時間程度の運動が一番「健康のために」良いようです。

以上、最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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