頂上人気を生む理由になったが、隠れた不安も。誰も書かなかったタワマンのエレベーター裏事情
タワマンと呼ばれること多くなった超高層マンションにとって、エレベーターは生活してゆく上で不可欠な設備。地上40階とか50階にもなる建物にとっての大動脈といえる。
極めて重要な設備なのだが、じつは誤解されていること、知られていないことが多い。たとえば、エレベーターに乗ったとき、上層階に住んでいる人は鼻高々で、最下層の住人は恥ずかしくて顔を上げられない。そんな状況が想像されがちなのだが、果たして本当なのだろうか。
実際に40階以上の超高層マンションに住み、エレベーターを利用していた経験から申し上げると、それは半分正解。つまり、半分は誤解である。
また、超高層マンションのエレベーターには、今後懸念される重大な問題もある。
超高層マンション・エレベーターの知られざる事情を解説したい。
「20階!ええなあ」と言われたことも……
エレベーターに乗り込み、高層フロアのボタンを押した(そのときは20階だった)瞬間に、「20階!ええなあ」と言われたことが生涯で一度だけある。
しかし、それはマンションでのできごとではなかった。
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