パドレスがドジャースまで2.5ゲーム差に迫り、アライズは大谷を抜いて打率トップに立つ
8月8日、サンディエゴ・パドレスは、7対6でピッツバーグ・パイレーツを下し、連勝を5に伸ばした。そして、ナ・リーグ西地区首位のロサンゼルス・ドジャースとの差を2.5ゲームとした。ドジャースは、8月8日の試合がない。
後半に入ってから、パドレスは、14勝3敗を記録している。ドジャースは、10勝8敗だ。6月18日の時点で、パドレスは、ドジャースに10.0ゲーム離されていた。オールスター・ブレイクを迎えた時点でも、7.0ゲームの差があった。
また、ルイス・アライズ(パドレス)は、8月8日の試合で5打数2安打。シーズン打率を前日の.302から.303とし、打率.302の大谷翔平(ドジャース)を抜いて、ナ・リーグ1位に立った。
現在、ナ・リーグで打率.300以上はアライズと大谷の2人だが――8月8日の試合が終わっていないチームもある――他にも「隠れ首位打者」というべき選手がいる。打率.308のトレイ・ターナー(フィラデルフィア・フィリーズ)がそうだ。それについては、前日にこちらで書いた。
◆「打率トップの大谷翔平が5打数0安打の一方で、同じ試合に出場した「隠れ首位打者」は5打数2安打」
ドジャースとパドレスと同地区のアリゾナ・ダイヤモンドバックスも、これから始まる8月8日の試合でフィリーズに勝つと、パドレスと並び、ドジャースと2.5ゲーム差となる。ダイヤモンドバックスは、現在4連勝中。後半は14勝4敗だ。
なお、マーセル・オズーナ(アトランタ・ブレーブス)は、8月8日にシーズン33本目のホームランを打ち、ナ・リーグ1位の大谷との差を1本とした。この日は、ホームランとその次の打席の内野ゴロにより、計2打点を挙げた。シーズン87打点目と88打点目だ。こちらは、2位の大谷との差を5打点から7打点に広げた。