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節約できてうなぎより美味しい!とろける食感「なすのかば焼き丼」

越野美樹調理師・やさい料理家
ボリューミーで野菜もいっぱい食べられる「なすのかば焼き丼」

総菜店を約20年経営していた調理師で、野菜の美味しい食べ方を研究している、越野美樹です。

毎日暑くて、ご飯が進まない日もありますよね。
今回は、旬のなすを使った、とろける幸せ食感!無限レシピをご紹介します。

なすも工夫次第でメイン食材に変身します!
なすも工夫次第でメイン食材に変身します!

なすにコクと旨みが増す、ちょっとした工夫を伝授!

暑くても食欲が進み、きっと「おかわり!」の声が聞こえますよ。

【なすのかば焼き丼】のレシピ

【材料】2人分

なす 2本
トマト 1/2個
炊いたご飯 お茶わん2杯分
バジル 2枚
片栗粉 大さじ2
お好みの油 大さじ2
酒 大さじ1
本みりん 大さじ1
醤油 大さじ1

【ポイント】

・なすの皮をしましまになるようにむくことで食感がよくなり、味がしみこみやすくなり、早く仕上がります。
・片栗粉をつけて焼くことで、コクが出ます。
・蒸し焼きにすることで、柔らかく仕上がります。

【作り方】

1.なすはヘタをのぞき、しましまになるように皮を交互にむく。薄切りにする。トマトは角切りにする。

2.食品用ポリ袋に1のなすと片栗粉を入れて全体になじませる。

3.フライパンを中火に熱して油を入れ、2を加える。

4.油がまわったら裏返し、裏面も焼く。

5.鍋肌から水50ml(分量外)、酒、本みりん、醤油を加えてフタをする。

6水気が少なくなったら裏返し、フタを開けて煮切る。

7.どんぶりに炊いたご飯を盛り、6、バジル、トマトをのせる。

トマトとバジルの代わりに、青じそやすりおろし生姜、かつおぶし、すりごまなども合います!
トマトとバジルの代わりに、青じそやすりおろし生姜、かつおぶし、すりごまなども合います!

アレンジ自在!

なすのかば焼きをご飯にのせずに、そのままおかずやおつまみにしても!

トマトやバジルの代わりに、青じその千切りや、かつおぶし、すりおろし生姜などを加えるのもオススメです。

皮も料理して節約

残ったなすの皮は、炒めてきんぴらにしたり、スープやみそ汁に入れても!物価高騰の世の中、ちょっとした意識で、無駄なく野菜を丸ごと使えます。

野菜がたっぷりとれて、とろける食感がたまらない「なすのかば焼き丼」。暑くてキッチンに立つ気がしない日も、思い立ったらすぐに作れますよ。うなぎより美味しいかどうか、ぜひ試してみてください!

※個人の経験、見解を含みます。

※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

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調理師・やさい料理家

惣菜店を約20年経営した調理師で、食品衛生にも詳しい。現在は講談社コクリコなど複数社で食関係のコラムやレシピ記事を執筆している。これまで生み出したレシピは800を超える。旬野菜のおいしさを生かした大量消費レシピが得意。お弁当歴14年。編集プロダクション・出版社で編集経験あり。中山間地の田舎で、SDGsな暮らしを実践。ゆる無添加・オーガニック。 執筆等のご依頼はInstagramのDMまでお願いします。

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