ハイプレス・ハイリターン?レアル・マドリーの変化を読む。
「これが歩むべき道だ」
レアル・マドリーを率いるカルロ・アンチェロッティ監督は、マンチェスター・シティとの試合をドローで終えて、そのように語った。イタリア人指揮官の目には、昨シーズンからの変化が間違いなく映っていた。
今季のチャンピオンズリーグ準々決勝で、マドリーはシティと対戦。マドリーの本拠地サンティアゴ・ベルナベウにおけるファーストレグは3−3の引き分けという結果になった。
マドリーは昨季、チャンピオンズリーグ準決勝でシティと対戦している。敵地エティハドでのセカンドレグでは、0−4と大敗。過去35年で、ミラン戦(0−5/1989年4月19日)に次ぐ、欧州の舞台での屈辱の敗戦だった。
何かを変えなければいけない。アンチェロッティ監督はそう思ったはずだ。
■高いインテンシティとプレス
昨季の「0−4」を紐解くと、興味深い事実が浮かび上がる。
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