【姫路市インフルエンザ警報発令】兵庫県内で爆発的に増加、年末年始を健康に過ごす対策を!
本日27日、ひめじ防災ネットから「インフルエンザ警報」が発令された旨の連絡が届きました。
姫路市の公式サイトを確認すると、12月25日に「インフルエンザ警報の発令について」と発表されており、姫路市だけでなく兵庫県においても「インフルエンザ警報」が発令されている状況に・・
しかし、姫路市でのインフルエンザ感染者数は、県内でも爆発的に増加しているため要注意です。
そこで、現状を把握してお知らせすると共に、年末年始を健康に過ごす対策を紹介します。
ひめじ防災ネットからのお知らせ
このように、ひめじ防災ネットから「インフルエンザ警報」が発令されている情報が届きました。
ひめじ防災ネットは、LINEで受け取ることができて「ひょうご防災ネット」の情報も取得可能。気象警報や緊急情報、避難情報などの防災情報が配信され、聞こえにくい防災行政無線の内容も、テキストで確認できてとても便利です。
姫路市民の方なら、ぜひ登録をおすすめします。また、兵庫県民の方には「ひょうご防災ネット」の登録がおすすめで、それぞれ以下の方法で入手が可能です。
- ひめじ防災ネット:LINE ID「@himejicity」で検索して友達追加
- ひょうご防災ネット:スマホアプリをダウンロード
姫路市だけじゃない!兵庫県全域が警戒レベル
▼流行レベルマップの見方
都道府県ごとに、警報レベルを超えている保健所があれば「赤色系3段階」で、「注意報レベル」を超えている保健所があれば、黄色系3段階で表示されます。
先に紹介している国立感染症研究所によるインフルエンザ流行レベルマップを見ると、姫路市を含む兵庫県全域が、最大級の警報レベルになっています。
その他、九州エリアはほぼ全県が、近畿から関東にかけても多くの都府県で最大級の警戒レベルなのが分かります。
全国・兵庫県・姫路市のインフルエンザ感染者数の推移グラフ
- 第48周とは、11月25日(月)~12月 1日(日)の7日間
- 第49周とは、12月 2日(月)~12月 8日(日)の7日間
- 第50周とは、12月 9日(月)~12月15日(日)の7日間
- 第51周とは、12月16日(月)~12月22日(日)の7日間
上記のグラフは、姫路市公式サイト「令和6年感染症発生動向調査」ページ内で公開されている、インフルエンザの発生状況のCSVデータから、筆者が独自作成したグラフです。
定点あたりの注意報レベルは10であり、第49周の12月 2日(月)~12月 8日(日)で姫路市では12.16と、全国や兵庫県よりも早く注意報レベルを超えています。
さらに、警報レベルは30ですが、第50週の12月 9日(月)~12月15日(日)で22.26とかなり切迫した状況となり、第51周の12月16日(月)~12月22日(日)では、57.05と、前週の2倍以上と爆発的に増加しています。
この週では、姫路市ほどではありませんが、全国:42.66、兵庫県:46.65と、いずれも警報レベルを超えているのが分かります。
予防接種の効果は接種後約2週間かかる
ここまで爆発的に増加すると、現時点27日や28日にインフルエンザの予防接種を受けても、効果が現れるのは約2週間後となるため、年末年始を超えて効果を発揮します。
そのため「予防接種を受けていても、インフルエンザにかかってしまった」と言う方も多くなるでしょう。
また、予防接種を受けたからと言って、100%とインフルエンザにかからない保証はありません。インフルエンザワクチンを接種しても、ワクチンの有効性が70%~90%であるため、インフルエンザにかかるここともあります。
インフルエンザ対策!コロナ禍と同じく、マスク・手洗い・うがいは必須
では、年末年始や年明け早々に、インフルエンザにかからない確立をアップするには、どうすればよいでしょう。それはやはり、コロナ禍と同じく以下の防衛策が効果的です。
- 外出時のマスクの着用
- 店舗等での手指の消毒
- 人混みをできるだけ避ける
- 帰宅後の手洗いと、うがい
- 十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
- 適切な湿度(50%から60%)を保つ
- 室内ではこまめに換気をする
ここまで来たら、人にうつさない思いやりが重要!
姫路市のように、爆発的に患者数が増加している状況では、うつらない対策よりも「ほかの人に、うつさない思いやり」が重要です。
そこでここでは、政府広報オンラインの情報から「ほかの人にうつさない」方法を紹介しましょう。
▼マスクを必ず正しく着用する
言うまでもなく、くしゃみや咳が出ている間はマスクを着用します。鼻と口の両方を確実に覆い、正しい方法で着用しましょう。
▼口と鼻を覆い、すぐに捨てる
くしゃみや咳をするさいは、ティッシュなどで口と鼻の両方を覆い、ティッシュはすぐに密閉性のあるゴミ箱に捨てます。
▼顔を人からそらす
くしゃみや咳の飛沫は、1メートルから2メートル飛ぶと言われているため、くしゃみや咳をするときは、他の人に飛ばないように顔をそらします。
▼こまめに手洗い
くしゃみや咳などを押さえた手から、ドアノブなど周囲の物にウイルスを付着させないために、インフルエンザに感染した人もこまめな手洗いが必要です。
今年もあと4日となる年の瀬を迎えていますが、姫路市内では全国や兵庫県よりも多くのインフルエンザ感染が起こっています。
1週間の間で2倍以上と爆発的な増加となっているため、どの病院も多くの患者でいっぱい!
ここまで感染が拡大すると防ぐことはもちろんですが、インフルエンザの患者が「他人に移さない思いやり」が重要になります。
市内の多くの内科では、30日から3日まで休診となるため、特に赤ちゃんや小さなお子さん、高齢者の方へ家族のケアが重要です。
記事内で紹介しているインフルエンザ対策を実行して、楽しい年末年始を過ごしましょう。