台湾有事で考えたい 海外移住と資産防衛術/ポルトガル永住権情報アップデート
こんにちは。シンガポール在住、ファイナンシャル・プランナーの花輪陽子です。約2ヶ月の日本滞在を経てシンガポールに戻りました。シンガポールは豊かな人が多くて余裕があると感じます。
最新の研究調査によると、貧しい家の子でも、周りにお金持ちが多いと、お金持ちの親が情報の共有などをしてくれて貧しい家庭の子供の収入も上昇するそうです。
最新研究で「階級を越えた友情」の恩恵が示される
貧しい家の子でも、金持ちの子と友達になれば、将来は稼げる大人になれる
生まれながらの資質に加えて環境も非常に重要になるということです。
シンガポールにいると世界中から富裕層が集まるために、その中では労働者階級にいても自然と上に引き上げられていくという仕組みが生まれます。
シンガポール人材開発省(MOM)が発表した2021年の賃金動向に関する報告書によると、民間企業の賃金上昇率は前年比3.9%でした。前年は新型コロナウイルス流行の影響で1.2%と低調だったが、経済回復に伴い19年(3.9%)と同水準まで戻しました。
シンガポールは現在、観光客に対しても国を開いています。PCRなし、隔離なしで健康報告だけで入国ができます。これに対して日本では世界一の感染者数担っているにも関わらず、水際が厳しく、海外からは批判の声が聞こえます。
現在はシンガポールに移住をしてくる欧米やアジアの人が増えています。日本人でも富裕層を中心として移住をする人が増えているように感じます。しかし、円安とビザ難化の影響なのか、以前ほどは日系企業の駐在員が増えている感じは見られません。
子供の学校がバロメーターとなるのですが、インター校では新しい生徒がたくさん来ているのに対して、日本人学校はそれほどでもないようです。
ペロシ氏訪台で台湾有事が現実に迫る
ペロシ下院議長の台湾訪台によって台湾の安全保障に脅威をもたらしました。それだけでなく、日本の排他的経済水域(EEZ)内に5発の弾道ミサイルが落下し、日本にも緊張感が高まっています。
ジム・ロジャーズ氏も『大転換の時代: 世界的投資家が予言』(プレジデント社)の中でも「10〜15年後に米中戦争は免れない」と言っています。
『世界大異変-現実を直視し、どう行動するか』(東洋経済新報社)の中では、「中国「封じ込め」ではなく、成長の糧とする政策をとるべき」と言っています。
続いて日本の対応に関しては冷静さを維持すべきだという意見です。
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