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【腸活・ダイエット・免疫力アップ】りんごの健康効果を爆上げする究極の方法!

こんにちは^^管理栄養士の関口絢子です。

りんごの美味しい季節ですが、実はりんごを加熱するだけで、なんと!健康効果を爆上げすることができるんです♬ 今回は「腸活・ダイエット・免疫力アップ」に効果的なりんごの食べ方をご紹介します!

      【りんごに期待できる成分】

りんごには発酵性の食物繊維「ペクチン」が豊富にまれています。発酵性の食物繊維は腸内善玉菌の餌になって短鎖脂肪酸が作られます。

短鎖脂肪酸は全身の健康に役立つことが分かっていますが、腸の中ではまず大腸内皮細胞のエネルギーになるので腸が元気になるんです。そして有害物質を作り出す悪玉菌の増殖を抑えて善玉菌が住みやすい環境を整える作用があります。

またカリウムがナトリウムを排出して血圧のコントロールをしたり、クエン酸が疲労回復やミネラルの吸収を助ける働きがあります。

さらにりんごには様々なポリフェノールが含まれ、その6割を占めるプロシアニジンは高い抗酸化力があり、老化予防やがん予防に役立ちます。

その他、化学発がん物質・食品添加物などを排出する解毒酵素を増やす効果

が期待できます。

  【りんごの健康効果を飛躍的にアップさせる方法】

りんごのペクチンは100度以上で加熱することで活性化されて、効果が6〜9倍もアップするという研究結果があります。りんごポリフェノールやペクチンは、りんごの皮と実の間に多く存在しているので、皮ごと使うのがオススメです!

そこで今回は、皮と実の間付近だけを茹でるだけ!加熱することで栄養効果アップしたりんごを使ったアレンジレシピをご紹介します♬

   【ペクチンの働きを強くする茹でりんごの作り方】

■ 作り方

①りんごは水洗いしておきます。

②鍋に水を入れて沸騰させたら、りんごを丸ごと入れて3分ほど茹でます。

③取り出したりんごを冷ましたら完成です!

★ カットしてから茹でてしまうとりんごの栄養素が溶け出してしまうので丸ごと茹でるようにして下さい。

    【善玉菌を増やすりんごのサラダ】

材 料

・茹でリンゴ        1/2個

・プレーンヨーグルト    60g

・プルーン         2個

・シナモンパウダー     適宜

■ 作り方

①茹でりんごとプルーンを食べやすい大きさにカットしておきます。

②ヨーグルトとシナモンパウダーをお好みの量加えて、よく混ぜたら完成です!

■ ポイント

・プルーンに含まれるソルビトールが緩下剤にも使われる成分で、そこに食物繊維が含まれることで相乗効果が生まれるので便秘解消に役立ちます。
・シナモンパウダーにもリンゴポリフェノールと同じプロシアニジンが含まれますが、苦手な方はココアパウダーにも含まれるので代用してみて下さい。
・少し甘くしてスイーツ感覚で召し上がりたい時は、蜂蜜を足すのがオススメです。

■ レシピについて

食感としては生のりんごそのものですが、りんごの皮が邪魔しないとっても優しい歯触りに仕上がっています♬プルーンの甘さがアクセントになるのもいいですね♪シナモンの香りも感じられてお洒落な味わいに!お食事の一品、おやつとしても楽しめるので是非、お試し下さい^^

★動画では、レシピはもちろん栄養についても詳しくご紹介しています!

★ 美味しい!簡単!体に優しい!そんなレシピ動画を配信しています。是非フォロー&チェックしてみて下さいね♬ 

管理栄養士/料理研究家:関口絢子のウェルネスキッチン(チャンネル登録者数50万人)

筆執/レシピ:管理栄養士 関口絢子

食べ物と栄養の知識が生きた、美と健康に関するお悩み解消レシピが人気。誰もが手に届く身近な食べ物を通じて世の中を明るく健康にしたいをモットーに、すぐに実践できるお役立ち情報を発信している。「春夏秋冬 疲れ取りごはん」KADOKAWA、その他多数。日本抗加齢医学会認定 抗加齢指導士、米国栄養カウンセラー

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