安定した心身につながるバランスのヨガポーズ
普段の生活の中で滅多にすることのない片足立ち。
ヨガでいうバランス系のポーズには、片足で立つポーズがいくつかあります。バランスのポーズは、体を動かす筋肉である骨格筋を深部から鍛えることができます。姿勢が整うなどの効果も期待できます。
こちらの記事では、バランスを整えるヨガのポーズをご紹介します!
バランス感覚を養うために知っていてほしいこと
体のバランス感覚を保ためには、3つの感覚が作用します。
・目からの情報を処理
・揺れや回転、スピードを感知(主に三半規管など)
・皮膚感覚や深部感覚、内臓感覚(主に足裏など)
これらの情報をもとに、筋肉や関節を動かして姿勢を保つことができます。
バランス感覚を鍛えるのに必要な筋肉
バランスに関係する筋肉を鍛えることで、ブレない体をつくることができます。
・体幹…首から上、両手、両足を除いた胴体部分。
・下半身…太もも、お尻、ふくらはぎ、すね。
その他、足裏の筋肉もしっかりと鍛えていきましょう。重心をかける際に、「かかと50%」「親指の付け根25%」「小指の付け根25%」を意識するとバランスが整いやすいです。
バランスのポーズ「木のポーズ」
バランス系のヨガポーズの一つ、「木のポーズ」をご紹介します!
①背筋を真っ直ぐ伸ばして立ちます。お尻の穴をキュッと締めることで、背筋が真っ直ぐなりやすいです。
②左足を軸にします。右足の裏を左内ももにあてましょう。内ももと足裏で押し合うようなイメージで行うと安定しやすくなります。上半身が前に傾いてしまうと、バランスが崩れるので背筋を真っ直ぐのまま保ちましょう!
③ふらつきを感じる方は、どこか1点を集中して見つめることをおすすめします。安定してきたら、胸の前で合掌をします。
④呼吸を続けながら、30秒ほどキープをします。反対側も同様に行いましょう。
左右でふらつきが違う場合は、左右の筋肉量のバランスが崩れている可能性があります。両方行っていくことで、筋肉のバランスが整ってきます。足を高く上げることが難しい方は、高さを調整して行ってください。
バランス系のポーズは、ポーズに集中をして行うことから精神の安定につながりやすいです。少しずつバランスを整えていきましょう。