【英会話】「true」と「right」の使い方の違いは何?
皆さんこんにちは。ForB(フォービー) Englishの番場です。本日は「true」と「right」の使い方の違いについてご説明します。両方とも同じような意味で、使い方も同じように思えるかもしれませんが、少し違います。
それではまず例文を見てみましょう。
例文
A: This computer is too expensive.
B: (1) You're true.
(2) You're right.
(3) That's true.
(4) That's right.
AさんがBさんに「このコンピュータは高すぎる。」と言いました。
それに対するBさんの応答のパターンが、(1) ~ (4) まで書かれてあります。この4つの中で、相手に同意する応答として、正しいものはどれでしょうか?正しいものは複数あるかもしれません。ちょっと考えてみてください。
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正解
× (1) You're true.
〇 (2) You're right.
〇 (3) That's true.
〇 (4) That's right.
正しいものは、(2) You're right. (3) That's true. (4) That's right. です。 (1) You're true. は相手に同意する応答としては使いません。
まず、「right」ですが、相手に同意する場合、「You're right. (あなたは正しい)」のように、主語に「人」が来ても良いですし、「That's right. (それは正しい)」のように、「相手の考え、情報」が来ても大丈夫です。
関連動画:LとRの発音の違い(LightとRightの発音の違い)
次に、「true」ですが、相手に同意する場合、「That's true. (それは本当だ)」のように、主語に「相手の考え、情報」が来ます。「You're true.」のように「人」を主語にして使うことはありません。
「You're true.」という表現は、下記のように使われる場合はありますが、その場合、「true」は「loyal(忠実な)、honest(誠実な)」という意味になり、相手に同意しているわけではありません。
You're true to your company.
= You're loyal to your company.
(あなたは会社に忠実です。)
まとめ
いかがでしたでしょうか?相手に同意する場合は、「You're right.」、「That's true.」、「That's right.」のいずれかを使ってください!「You're true.」は違う意味になってしまいますのでご注意ください。
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