石川佳純さんのウェイボーのコメント欄が突如閉鎖に 馬龍選手もフォロー外し 東郷神社参拝が影響か
パリ五輪でフジテレビのキャスターをつとめた石川佳純さんの中国のウェイボー(微博)で、コメント欄が閉鎖されていたことがわかった。石川さんは中国でも絶大な人気があるが、一体何があったのか。
パリ五輪中も多数の「いいね」やコメントがあったが…
石川さんのウェイボーは「石川佳純 Kasumi-chan」という名称。中国語も堪能な石川さんには100万人以上のフォロワーがいる。石川さんは以前からコンスタントに中国語で発信しており、パリ五輪開催前の7月23日には凱旋門の写真などとともに写真を投稿。1万2000の「いいね」がついていた。
最新の投稿は8月14日。中国語で「貴重な経験をありがとう」として、パリ五輪への感謝を綴り、日本や中国の卓球選手らとの記念写真や、キャスターとして体操男子選手らにインタビューしている写真などを投稿。ここにも3万9000もの「いいね」があり、ファンの温かいコメントも8000以上あった。
しかし、8月18日、20時(日本時間)現在、コメント欄は閉鎖されており、開くことができない状態になっている。また、石川さんが憧れているといわれ、五輪中にバッジの交換をしたことも話題になっていた中国の卓球選手、馬龍選手も石川さんへのフォローを外しており、このことは中国でも報道されている。
理由は中国のSNS上で石川さんへの批判が増加していることがある。
発端は、石川さんがパリ五輪前、張本智和選手とともにテレビ番組で東京・渋谷の東郷神社を参拝したことだ。
東郷神社は東郷平八郎がまつられている神社で、「必勝祈願」のご利益があるとされているが、中国では靖国神社などとともに日本批判の対象となっており、敏感な場所のひとつだ。
五輪前、このテレビ番組の存在は、中国ではあまり知られておらず、問題視されていなかったが、早田ひな選手が帰国後の記者会見で「(鹿児島県知覧の)特攻平和会館に行きたい」と発言したことなどとの関係で、注目されることになったようだ。
現在のところ、コメント欄がいつ再開されるか不明だが、石川さんの心痛を思うとやりきれない。