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【京都市】山科区 師走恒例行事である『山科義士まつり』で大石内蔵助の「忠臣蔵」を再現!

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)
2022年「大石神社」にて

京都市の中でも「山科」という地域は、洛東の地にあり、古くから「奈良街道」や「東海道」などの街道が通る交通の要衝でした。

天智天皇(626~672)の御陵があることでも知られる「山科」です。

他にも、天智天皇と共に「大化の改新」を行った「中臣鎌足」が「陶原(すえはら)の館」と呼ばれる邸宅を建て、後に奈良に移されたのが、現在の『興福寺』です。

その歴史深い山科では、師走になると恒例『山科義士まつり』が12月14日に行われます。

「山科義士まつり」は、「大石内蔵助良雄」が「浅野家」再興に尽くしながら叶わず、「吉良邸討ち入り」を決意する間、京都・山科の地に隠棲した史実にちなみ、内蔵助と赤穂の義士たちをしのぶものです。

『高津商会』でもお祭りのお手伝いをさせてもらっています。

刀剣や着付けなど朝から大忙しの『山科義士まつり』。

刀剣だけでなく、さまざまな武器が小道具として活躍しています!

2022年「義士まつり」
2022年「義士まつり」

休憩時間中は、大切な太鼓も「高津商会」の人が預かってます!w

討ち入り装束に身を固めた区民による『義士隊四十七士の行列』が、「毘沙門堂」から「大石神社」まで練り歩き、また、「東部文化会館」において休憩時間をとると共に、「刃傷松の廊下」や「元禄花見踊り」などのパフォーマンスを披露されます。

その間、衣装などを整えたり小道具を渡したりと「高津商会」は大忙し!

『山科義士まつり』の詳細は以下です。

■開催日時:2023年12月14日(木)10:00~15:00 ※小雨決行
■開催場所:毘沙門堂から大石神社の間(義士行列行進)
■見どころ:
☆毘沙門堂(10:00):本堂前にて義士が全員揃っての出発式後、いざ出陣
☆毘沙門堂通(10:25頃):堂々と行進する義士隊、沿道の市民や観客の前で「エイ、エイ、オー(曳曵、応)」の勝どき
☆RACTO[ラクト]B棟(10:40~10:55頃):子ども義士隊と合流し、再出発
☆外環状線(11:20頃):沿道の声援をうけながら、東部文化会館を目指し進行
☆東部文化会館(11:45~13:30頃):可愛らしい幼稚園児による子ども義士隊や女性陣による「大石音頭」、「元禄花見踊り」の披露。
東映太秦映画村の協力にて「刃傷松の廊下」や「切腹」「連判状改め」「討ち入り」などの芝居、義士たちが勝どきをあげて再出発
(パフォーマンス・踊り~12:30)
☆新十条通(13:45頃):大石内蔵助を筆頭に義士隊を引き連れて西へと行進
☆岩屋寺(14:05):大石内蔵助、大石主税、遥泉院が代表で礼拝し、無事に本懐を遂げたことを報告
☆大石神社(14:30~15:00):目的地に到着し、最後の勝どき。義士まつり参加者全員で記念撮影
※当日のスケジュールにより時間は多少前後する場合があります。また内容の変更または中止の可能性があります
■主催:山科義士まつり実行委員会/山科区自治連合会、山科区地域女性連合会、(一社)山科経済同友会
■共催:おこしやす〝やましな〞協議会
■後援:京都新聞、(公社)京都市観光協会
■協力:東映京都撮影所、東部文化会館、京阪電気鉄道(株)、山科警察署、山科消防署、山科区役所

『大石神社』では、『高津商会』の小道具たちが大活躍している映画などにちなんだ宝物館もありますよ!

2022年「大石神社』
2022年「大石神社』

「忠臣蔵」の立役者・大石内蔵助が、吉良邸討ち入りを決意するまで山科に隠棲したことにちなみ行われる『山科義士まつり』を見ることで師走を感じる人も多いそうですよ♪

開催地毘沙門堂、瑞光院、東部文化会館、岩屋寺、大石神社
住所京都府京都市山科区各所

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。フォトジャーナリスト、写真映像家、音楽・イベントプロデューサー、特殊ツアープロデュース・ガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。日本映画の発祥時より美術に携わってきた”ジャパニーズハリウッド”京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深め世界進出を夢見る毎日。

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