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【京都市】山科区 『義士まつり』で大石内蔵助の『忠臣蔵』を「大石神社」&「岩間寺」で♪

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

今年は、3年ぶりにやっと師走の恒例行事「山科義士まつり」が開催されます。討ち入り装束に身を固めたかわいい幼稚園児や勇ましい大人の義士隊の行列などが行われ、山科住民だけでなく各地から多くの人が訪れます。

2018年撮影
2018年撮影

四十七士が吉良邸に討ち入りに入った12月4日(水曜)の14時30分頃からは、山科の「大石神社」にて山科区全学区をあげて「山科義士まつり 義挙大祭」が開催。

山科ラクト付近では幼稚園児による「子ども義士隊」のほか、東部文化会館では、東映の俳優による「刃傷松の廊下」や「切腹」、「連判状改め」、「討ち入り」などの芝居もありますよ!なんと、小道具は「高津商会」担当!

「大石神社」では、義挙大祭が行われ、玉串奉納、記念撮影、また東部文化会館では婦人部による大石音頭や元禄花見踊り、勝どき「エイ、エイ、オー」が義士により行われました。

今年は、うちの家族も参加するとあり感動ひとしおです♪

「大石神社」は、昭和時代初期に、赤穂義士の大石内蔵助を顕彰するため創建された神社。

大石蔵之介さんも境内にいらっしゃいます。

大石内蔵助は、「大石神社」の近くの「岩屋寺」に1年半ほど隠棲しており、討ち入りの機会を計っていました。そのため、大石蔵之介にちなんだ史跡が多く残されてます。

昭和49年から続く「山科義士まつり」は、山科区全13学区の自治連合会と山科区地域女性連合会、山科経済同友会を中心とした山科義士まつり実行委員会により行われています。

近所のおっちゃんが毎年「忠臣蔵」見てから「山科義士まつり」に参加するのを楽しみにしていると話していたのを思い出します。

山科義士まつりは赤穂藩筆頭家老・大石内蔵助が1701年(元禄14年)6月から江戸に向かった1702年(元禄15年)10月までの期間、山科に移り住んだ史実に因んで行われています。

「大石神社」境内にある『忠臣蔵』に関する宝物殿には、「高津商会」の小道具たちが大活躍した映画の写真やポスターなどが飾られていました。

魅力いっぱいの「山科」での「義士まつり」で師走の風物詩『忠臣蔵』を体験してみてください♪

山科義士まつり2022
2022年(令和4年)12月14日(水曜日)10:00~15:00頃
義士隊の行列は毘沙門堂を10:00に出発し、瑞光院(10:20頃)・ラクトB棟大丸(10:40着・10:55発)・外環状線(11:20頃)・東部文化会館(11:45~12:30頃)・新十条通(13:45頃)・岩屋寺(14:05)を経由し、大石神社に14:30~15:00に到着予定。

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。フォトジャーナリスト、写真映像家、音楽・イベントプロデューサー、特殊ツアープロデュース・ガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。日本映画の発祥時より美術に携わってきた”ジャパニーズハリウッド”京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深め世界進出を夢見る毎日。

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