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【寝ながらできる】疲れた身体をスッキリさせるヨガポーズ

上村ゆい身体が硬めのヨガインストラクター
仰向けの合せきのポーズ

朝晩は涼しくなりましたが、日中はまだまだ暑い。この気温差で、身体は疲れちゃいますよね。なかなか身体の疲れがとれないという方がいらっしゃるのではないでしょうか。実は、疲労回復におすすめなのは、呼吸を深くすることです!

疲労回復と呼吸の関係

イラストAC
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スマホが普及し、下を向くことが多くなり、呼吸が浅い人が増えてきました。呼吸とは、酸素を体に取り入れて、二酸化炭素を体の外に排出する、生命維持に欠かせない活動です。呼吸が浅くなると、全身が酸欠状態になるので、体にさまざまな悪影響を及ぼすと言われています。身体の疲れがなかなかとれないのは、呼吸が浅さが原因の一つとして考えられます。

深い呼吸をするためには「横隔膜」の動きが大切

イラストAC
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胸郭の下部の肋骨についているドーム状の筋肉を「横隔膜(おうかくまく)」と言います。横隔膜が上下することにより、肺がふくらんだり縮んだりして、呼吸ができます。呼吸には、胸を使う「胸式呼吸」とお腹を使う「腹式呼吸」があります。深い呼吸におすすめなのは、横隔膜を動かす「腹式呼吸」です。

疲労回復におすすめヨガポーズ

仰向けに寝て、足裏を合わせてひざを開く、ヨガの「仰向けの合せきのポーズ」。腹部や横隔膜周辺の筋肉がほぐれるポーズです。また、股関節まわりの筋肉もほぐれるので、全身の巡りを促す効果が期待できます。

◆やり方

①仰向けに寝て、両足の裏を合わせ、両ひざを開きます。両ひざをパタパタと上下に動かし、股関節まわりの筋肉をほぐしましょう。

Photo by YUI
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②股関節まわりの筋肉が、ほどよくほぐれたら、ひざを開いたまま呼吸を続けます。息を吸うときは、お腹を膨らませ、息を吐くときは、お腹をへこませてください。ゆったりと呼吸をしながら行なってください。

Photo by YUI
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動画で動きを確認したい方はこちら

身体が硬めのヨガインストラクター

「ヨガインストラクター×ヨガライター」鹿児島のさまざまな場所へ出向く、出張ヨガレッスンがメイン。自身の身体が硬い経験を活かし、ヨガ記事や初心者でも行いやすい動画をYouTubeで定期的に公開をしている。元美容部員。精神保健福祉士・社会福祉士の資格を保有。

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