【津市】月初3日間限定のお楽しみ。老舗和菓子店の季節のとっておき「月ごよみ銘菓」
近鉄「津新町駅」から徒歩約16分、百貨店松菱からほど近い、御菓子司清観堂の「月ごよみ銘菓」をご紹介します。
外観
御菓子司清観堂は1882年創業。津市で140年近く愛されている、歴史ある和菓子の名店です。
店内の様子
店内には、「栗きんとん」、「栗むし羊甘」など、筆で書かれた秋の和菓子の名前が貼られていました。ガラスケース上段には、練り切りなどの生菓子、下段には箱入りの詰め合わせなどが置かれています。
「栗きんとん」280円(税込)
砂糖と九州産の利平栗のみを使用した栗きんとん。秋ならではの一品です。
「秋松茸」240円(税込)
こちらは求肥と粒餡を使った、松茸の形を模した和菓子。キノコの形が目を楽しませてくれます。
「月ごよみ銘菓」とは
毎月、月初の3日間だけ販売される月替わりの和菓子です。※定休日に重なる場合は2日間のみの販売です。
1月は花びら餅、2月は節分…という風に、年間を通じて、手作りの技や四季折々の味わいが感じられます。お茶をされている方にも人気の品だそう。確実に買いたい方は、電話での予約がおすすめです。
10月の「月ごよみ銘菓」はこちら
10月は「栗餅」260円(税込)。ガラスケースの中に見本があり、どんな形か見ることができました。
「栗餅」を購入し、お茶を淹れているちょっとした間に、添えてもらっていた読み物に目を通しました。小林一茶が詠んだ句や栗の説明が書かれており、なんだか食べる前の気分が高まります。
「栗餅」の表面は、道明寺の生地で包まれており、黄身がかった優しい色です。トッピングされた上品な甘さの栗は、栗の食感がしっかり感じられる、ほどよい硬さでした。
中には、こし餡が入っており、栗やもっちりとなめらかな餅米と相性抜群です。
11月の「月ごよみ銘菓」はこちら
来月の「月ごよみ銘菓」は「銀杏餅」です。こし餡と銀杏の粒を、まるごと求肥で包んだ和菓子とのこと。11月1日(水)〜3日(金)の3日間の限定販売。季節の移り変わり、ぜひ一度、和菓子で味わってみるのはいかがでしょうか。
お店の情報
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御菓子司 清観堂
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住所
三重県津市東丸之内20-1
電話番号
059-227-6388
営業時間
9:00~18:00
定休日
月曜日
※日曜日(月2回、不定休)
津市民の方はプレミアム商品券の使用可能
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