日本シリーズ最初の2試合で○●と●○は、どちらの優勝が多いのか。阪神は○●、オリックスは●○
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日本シリーズは、2試合を終えて1勝1敗となっている。第1戦は8対0で阪神タイガースが勝ち、第2戦は8対0でオリックス・バファローズが勝利を収めた。
今年のように、完封が続いた日本シリーズについては、こちらに書いた。
◆「日本シリーズの「完封返し」は6度目。今年の「8ー0」→「0-8」のような正反対のスコアは2度目」
1950年から昨年までの73年間に、1勝1敗で第3戦を迎えた日本シリーズは、33度を数える。それらのうち、今年の阪神と同じ○●からの優勝は16チーム、オリックスのような●○からの優勝は17チームだ。後者は、△●○の1勝1敗で第4戦を迎え、そこから優勝した2018年の福岡ソフトバンク・ホークスを加えると、18チームとなる。
わずかに●○からの優勝のほうが多いものの、ほぼ半々だ。1勝1敗の日本シリーズは、どちらが優勝を飾るのか、まだまったくわからない。
シリーズ全体の勝敗(引き分けを除く)の内訳は少し異なる。○●からの優勝は、4勝1敗が5チーム、4勝2敗が4チーム、4勝3敗は7チーム。●○あるいは△●○からの優勝は、4勝1敗が5チーム、4勝2敗が9チーム、4勝3敗は4チームだ。○●からの優勝は4勝3敗、●○からの優勝は4勝2敗が最も多い。
なお、○●から優勝した16チーム中、第3戦に勝って○●○は12チーム、第3戦に負けて○●●は4チーム。●○から優勝した18チームのうち、●○○は15チーム(1953年に●○△○の読売ジャイアンツと2018年に△●○○の福岡ソフトバンクを含む)、●○●は3チームだ。○●と●○のどちらかを問わず、1勝1敗→2勝1敗とすると、優勝にグッと近づいている。
阪神とオリックス、それぞれの球史を振り返ると、今年の阪神の○●は、2014年の阪神と同じ。オリックスの●○は、1969年、1971年、1984年の阪急と同様だ。両チームとも、それらのシリーズで優勝はしていない。
両チームの過去の日本シリーズにおける白星と黒星の推移は、こちらに全シリーズを掲載した。