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【時間術】朝のあの忙しさを解消したい!メモ帳を使って朝の行動を整えてスムースにでかけられるんですよ!

舘神龍彦デジアナリスト・手帳評論家・歌手

朝の忙しさをなんとかしたい

 朝って忙しい。そう思っていませんか?

 たしかに顔を洗って朝食をとり、歯を磨き、着替えてゴミを出したり、ものを用意したりするのを限られた時間の中でやるのはそれなりに忙しい感じがあります。

 ましてや、電車やバスの時間は決まっているわけです。

 どうしても、焦りがさきだち、脳に負担がかかると思います。

 日々のいろいろな事柄は、その日によって違うのでなおさらです。

 では、そんな朝を忙しくせず、余裕を持って切り抜けるにはどうすればいいのか。

 今回のテーマはそれです。

 こんにちは。デジアナリスト・手帳評論家・歌手の舘神龍彦(たてがみたつひこ)です。

駅やバス停までの正確な所要時間を計っておこう

 まずはこれです。
とくに通勤・通学がまだまだ必要な方々にとって、まずするべきなのはこれです。最寄りのバス停や駅までの正確な所要時間を計っておきましょう。たとえば「だいたい10分」と思っていても実際にはもっと短い、あるいは長いかも知れません。そして天候によっても違う可能性もあります。たとえば雨の日は歩くスピードが遅くなるので余計に時間がかかるでしょう。雪の日ならなおさらです。

 ともあれ、まず晴れた日にどれぐらいの所要時間が必要かを実際にはかってみましょう。そしてそれを記録しておきましょう。

 ※リモートのままの方はこの限りではありません。
 さらに、バス、電車の乗換時刻と乗換の方法なども確認しておきましょう。

準備をしておこう

 翌朝の準備を前日にしておく。これも基本的なことですが、意外となされないことです。まず洋服です。シャツ、ボトム、下着類靴下などを用意しておきましょう。このときにコーディネイトまで考えられたらとてもよいです。

コーディネイトはふだんからこんなふうに整理しておくとよい。ものは前日の夜には用意しておく。
コーディネイトはふだんからこんなふうに整理しておくとよい。ものは前日の夜には用意しておく。

 また持ち物や提出物、郵便物などもあれば用意しておきましょう。

 そしてこれは、ものを実際に揃えておいておきましょう。

 「あれはあのへんにあった」「あれとあれを揃えればいい」と頭で考えているだけだとちょっと弱いです。いざ朝になってそのもくろみが外れたら、また忙しい朝になります。そうではなくて、実際にものを揃えておくのです。そうすれば、それらのものがある事が確認でき、朝の限られた時間が有効に使えます。もしものが揃わなかったら、きちんと揃えておきましょう。

 もちろん仕事で必要な物もわすれずにカバンに入れておきましょう。

 さらに、スマートフォンやスマートウォッチの充電も就寝中にやっておきましょう。

 モバイルバッテリーを使っている人はその充電もしておきましょう。

予定とその順番、分刻みの予定を決めて書いておこう

 当日やる必要のある予定も手帳やメモ帳に書いておきましょう。

 ポイントはきっちり順番を書いておくことです。

 たとえば、ヨガ→着替え→ゴミ出し などのようにです。

 手帳にきっちり書けない場合は、メモ帳でもいいでしょう。

 スマホでもいいと言えばいいのですが、一覧性に欠けるのが難点です。

 やはりすぐに見て一目で分かるのが1つの条件だと思います。

朝起きたらそれを見ながら行動しよう

 ちょっとまとめます。

 まず、最寄りの駅、バス停までの所要時間をはかっておく。時刻も確認しておく。

 翌日に必要な物や服を用意しておく。

 やることをリストアップし、実行の順番も決めておく。

 それをメモ帳にメモしておく。

 そして当日それを見ながら行動する。

 こうすれば、忙しくなりがちな朝の、脳の負担を減らすことができるはずです。

 ぜひやってみてください。そして、その結果をコメントで教えていただけると嬉しいです。よろしくお願いします。

デジアナリスト・手帳評論家・歌手

デジアナリスト・手帳評論家・歌手。著書『手帳と日本人』(NHK出版新書)は週刊誌の書評欄総ナメ。日経新聞「あとがきのあと」登場ほか大学受験の問題に2回出題。『凄いiPhone手帳術』(えい出版社)『システム手帳新入門!』(岩波書店)等著書多数。「マツコの知らない世界」(TBSテレビ)「HelloWorld」(J-WAVE)はじめテレビ・ラジオ出演多数。講演等も。手帳ユーザーを集めた「手帳オフ」を2007年から開催する等トレンドセッター的存在。手帳活用の基本をまとめた「手帳音頭」をYouTubeで公開中。認知症対策プロダクト「おぼえている手帳」は経産省オレンジイノベーションプロジェクト事業採択。

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