「胆のうが悪くなる」とどうなる?-"胆のう"の構造と働きを分かりやすく解説!-
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おがちゃん先生です。
今回は「胆のう」について解説していきます。
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胆のう(胆嚢)ってどんな臓器?
「胆のう」は、肝臓の下にある小さな袋状の器官です。
内容量は約70mLほどです。
「ヤクルト1本が65mL」なので、ちょうど一本が入るイメージ!
そして、胆のうは、肝臓でつくられた「胆汁」を"濃縮して蓄える役割"をしています。
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「胆汁」ってなに?
胆汁は「脂肪を消化しやすくする液体」です。
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【胆汁の流れ】
①肝臓で胆汁がつくられ、胆のうに送られる。
②胆のうで濃縮して、蓄える。
③食事をすると、胆のうが収縮して、小腸(十二指腸)に分泌される。
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そして、胆汁の成分から結石(胆石)がつくられることがあります。
この胆石が詰まったりすると、腹痛が起こります。
胆石は、脂肪の摂り過ぎや肥満の方ができやすいです。
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胆のうが悪くなるとどうなる?
胆のうが悪くなると、胆汁の流れが悪くなってしまいます。
すると、胆汁の成分の一部(ビリルビン)が血液中に流出して「黄疸」が起こることがあります。
黄疸とは、皮膚や眼球結膜(白目)が黄色っぽくなる症状です。
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この他にも、胆のうが悪くなると食欲不振・右の肋骨の下辺りの痛み(右上腹部痛)・発熱などが起こることがあります。
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最後に
「高コレステロー ル食(いわゆる脂肪の多い食事)」をたくさん摂っていると、胆のうに負担がかかってしまうので注意しましょう。
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おがちゃん先生について
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