【子育て】片づけられない子に育つ親のNG対応☆進んでやるようになる片付けの促し方をご紹介!
こんにちは!さっこせんせいです☆
子どもって片付けがあまり好きではありませんよね。大人だって片付けがめんどくさいと思ってしまう事もあります。しかし日常生活において” 片付け ”は必要なもの。子どもたちにも小さいうちから片付けを習慣づけさせたいですよね!
今日は片付けができない子に育ってしまう気を付けたいNGな声かけをお伝えするとともに、最後にどのように対応していったら子どもたちが進んで片付けをするようになるのかを紹介します!!
▷子どもの片付けNG対応
①「片づけなさい!」
絶対言ってしまう言葉ですよね!片づけて欲しいから、「片づけなさい」と伝えるのは自然なことです。しかし誰だって頭ごなしに言われると、素直に聞く気持ちにはなれないですよね。
「片づけなさい」という言い方はYOUメッセージになっています。(詳しくは過去の投稿「声かけのヒントになるIメッセージとYOUメッセージ」を見てください)
YOUメッセージは口調がきつくなりやすく、子どもにも命令的に受け取られてしまいやすくなります。そのためYOUメッセージである「片づけなさい」はなるべく使うことを避けたい言葉です。この言葉を言われ続けてきた子は片付けを”やらされている”という感覚になり、結果的に片づけることが身に付かなくなってしまいます。
なので、YOUメッセージではなくIメッセージに切り替えて声をかけていきたいですね!
【例】「片づけなさい!」の言い換え
→「片づけてくれるとママ助かるな」
「片づけて部屋がきれいになったら嬉しいな」
②「いつも片づけないんだから」
何度言っても片づけない子にはこの言葉をかけたくなりますよね。しかし、本当にいつも片づけていないのでしょうか?言えばやってくれることもあるでしょうし、私たち親が見ていないところで片づけをしていることもあると思います。
しかしこの「いつも片づけない」という言葉を使ってしまうと、”片付けができている時の我が子”も否定することになってしまいます。親の言葉は子どもにとってものすごい影響力があります。そのため「いつも片づけない」と言われた子は「自分は片付けをしない子」「片づけができない子」と無意識のうちに思い込むようになるのです。「片付けができない」と思い込んだ子が、はたして進んで片付けをするようになるでしょうか?
以前の投稿でもお伝えしていますが、子育てにおいて大切なのは子どもの《できていない部分》を見るのではなく、《できている部分》に注目することです。「片づけができていない」ところばかりについ目がいってしまいがちですが、片付けができている時こそ褒めの言葉をかけたり、片付けができている時のことを思い出せるような声かけをしていきましょう!
【例】「いつも片づけないんだから」の言い換え
→「こないだ片づけるの早かったよね」
「〇〇が片づけてくれた時、部屋が綺麗になって気持ちよかったよ」
③「捨てるからね!」
これは完全なる”脅し言葉”になっています。これを言われた子どもは、「捨てられたくないから片づける」のであって、捨てられる危険がなければ片づけません。つまり、この言葉がなければ片付けない子に育ってしまします。
また、「捨てる」と言って本当に捨てるパターンはそれほど多くないのではないでしょうか?子どもたちはそのうち「本当は捨てられない」ということを学び、この言葉を聞いても動かなくなります。そうなると親はまた違う”脅し言葉”を使うようになり、この悪循環から抜け出せなくなってしまうのです。
「捨てるからね」という言葉で片づけを促すのではなく、先ほどから伝えているIメッセージを使ったり、できているときの姿を褒めながら片付けを促していきたいですね。
▷片付けの促し方
①どこに片づけるのかを明確に伝える
大人は片付けのイメージができるので、つい「片づけて」と簡単に伝えてしまいがちですが、実際言われた子どもはどのように片づければいいのかわかっていない場合があります。そのため伝え方としては、
「かごにぬいぐるみを入れてね」
「青い引き出しにパズルをしまってね」
というように、片付けのイメージがしやすいように声をかけることで子どもが片づけてくれやすくなります。
②時間を明確にする
ダラダラと片付けをしないように、時間を明確にすることも大切です。
「時計の針が5になるまでに片づけられるかな?」
「ママが洗濯物をたたみ終わるまでに片づけてね」
といつまでに片づけたらいいのかを伝えることで、急いで片づけようとする姿が増えます。
③「見てないからね」作戦
「ママが見てないうちにお片付けできるかな?」と声をかけてみます。まずは10秒と短い時間をとって、目をつむったり部屋から出て子どもの様子を見ないようにします。戻ってきたときに、ひとつでもお片付けができていたら「あれ?ここにあったおもちゃどこに行ったの?」と驚いてみせてください!「もう1回目つぶって!」と再び子どもから声が出たら作戦成功です☆
④ぬいぐるみとお片付け
ママとパパの言う事はなかなか聞かなくても、お気に入りのぬいぐるみの言うことは素直に聞いてくれたりします(笑)ぬいぐるみを動かしながら「一緒に片付けしよう」と伝えたり「片づけたいんだけど、どこにおもちゃを片づけたらいいかわからないんだ」と声をかけてみてください!声をかけなくても、ぬいぐるみが一生懸命片付けている様子を見せるだけでも、自分から片付けに入ってきてくれることもありますよ☆
⑤ゲーム感覚で片づける
《色べつ、形べつに片づける》
「黄色いものはこの箱、赤いものはこの箱に入れてね」
「丸いものはこのカゴ、四角いものはこの引き出し」
というように、色べつや形べつに片付けを促すと遊びながら片付けができます。
《移動するカゴに片づける》
ママやパパがおもちゃ箱を引っ張ったり動かしながら部屋を移動します。そこへ子どもたちがどんどんおもちゃを片づけていきます。投げていれないように注意しながらやってみてください。
「片付け」と思うとなかなかやる気が出ませんが、遊びながら片付けができると、子どもは進んでやってくれるようになります☆
今回は【子どもの片付け】をテーマに、気を付けたいNG声かけや、片付けの促し方をお伝えしました!片付けを自分でしてくれるようになったら、親としては助かっちゃいますよね!初めから一人ではできるよううになりませんから、まずは一緒に楽しみながら片付けができるといいですね☆
最後までお読みいただきありがとうございました!