小麦粉は「冷蔵庫に入れる?入れない?」栄養士が正しい小麦粉の保存方法を徹底解説!
こんばんは!栄養士食堂です。
世界の半数以上の人々の主食「小麦粉」
胚乳を粉にしたものが小麦粉ですが、たんぱく質の割合に準して、強力粉、中力粉、薄力粉に分類されます。
パンやお菓子作りなどに大活躍な小麦粉ですが、皆さんは小麦粉を冷蔵庫に入れていますか?それとも常温で保存していますか?
前回紹介したホットケーキミックスは、冷蔵庫での保存が正しかったですね。
では同じ粉である小麦粉は冷蔵庫に入れるべきなのでしょうか?
今回は栄養士の私が「小麦粉の正しい保存方法」を詳しく解説していくので、気になる方は最後までお付き合いくださいね。
今回の目次
1 小麦粉の栄養
2 小麦粉の正しい保存方法
3 最後に
1.小麦粉の栄養
小麦には小麦アルブミンという水溶性のたんぱく質が含まれています。小麦アルブミンは消化酵素アミラーゼの働きをやわらげ、糖の吸収を穏やかにするため、血糖値の急激な上昇を抑える働きがあるとされています。
2.小麦粉の正しい保存方法
お待たせしました!「小麦粉の正しい保存方法」を詳しく解説していきます。
結論…開封した小麦粉は冷蔵庫ではなく常温での保存がよい。
開封後の小麦粉は、直射日光が当たらない風通しのよい涼しい場所で常温保存しましょう。
ただし、開封後は湿気・虫害・匂い移りを防ぐために、必ず密閉容器に入れて保存し、早めに使い切るようにしましょう。
(チャックがついてない小麦粉は袋口を輪ゴムでしっかりとめましょう)
逆に小麦粉は冷蔵庫で保存してしまうと、カビの発生や冷蔵庫内の匂いが移る可能性が高いとされているので、日清製粉・ニップンともに常温での保存が望ましいと記載があります。
3.最後に
ホットケーキミックスは小麦粉と違って卵粉・ダシなどの旨味成分が入っていることから、冷蔵庫での保存がよいとされていましたが、小麦粉は常温での保存がおすすめ!
開封後は、袋口をしっかりと止めたら密閉容器に入れ、直射日光の当たらない涼しい場所で保存するようにしましょう。
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