姿勢を改善し、ぽっこりお腹を解消エクササイズ
「腸腰筋(ちょうようきん)」という筋肉を知っていますか?
インナーマッスルの一つで、上半身と下半身をつなぐ唯一の筋肉です。表面的に見える筋肉ではないので、日常生活では意識をして使うことがない筋肉です。しかし、腸腰筋が硬くなってしまうとさまざまなデメリットがあるのです。
デメリットの一つが、ぽっこりお腹。
こちらの記事では寝ながら腸腰筋を鍛えるエクササイズをご紹介します。
ぽっこりお腹で悩んでいる方、必見です!
腸腰筋の役割
冒頭でも書いた通り、上半身と下半身をつなぐ筋肉で、
・太ももやひざを上げる
・姿勢を保つ
・腰をS字状に維持する
・体幹を安定させる
といった役割を担っています。
走るときに必要なだけでなく、姿勢やボディラインなどの見た目にも関わってくる筋肉です。
腸腰筋が硬くなると起こるデメリット
日常生活では、あまり使うことのない腸腰筋。特にデスクワークなどで、座りっぱなしの姿勢を長時間している方は硬くなりがちです。
腸腰筋が硬くなると、さまざまなデメリットが起こります。
・姿勢が悪くなる
・お尻が垂れてくる
・ぽっこり下腹部になる
など。
年齢を重ねていると、つまづきやすくなるというお声を聞きますが、これも腸腰筋が硬くなったことが原因の一つです。
腸腰筋を鍛えることで、ぽっこり下腹部の解消を含めボディラインにも嬉しい変化があるので、意識的に鍛えていきましょう!
寝ながら「腸腰筋」を鍛えるエクササイズ
それでは早速、腸腰筋を鍛えていきましょう!
①仰向けに寝て、両ひざを立てます。
②右ひざを曲げながら、胸の方に右脚を引き寄せます。左の脚はひざを伸ばし、床から浮かせた状態でキープします。
③脚を入れ替えます。今度は左脚を胸に引き寄せ、右脚を床から浮かせた状態で伸ばします。
④交互に5〜10セット行っていきましょう。
腹筋を鍛えるために意識してほしいポイント
やり方次第で、腹筋も鍛えることができます。ポイントを押さえて行っていきましょう。
・引き寄せる脚の太ももをお腹にくっつけることで、お腹が引き上がっていく。
・伸ばしている脚のひざをきちんと伸ばし、太ももにも力を入れる。
・勢いに任せて行わない! ゆっくりと丁寧に行うことで、腹筋にも負荷がかかります。
食後と寝る前は避けて行いましょう。できれば空腹時がおすすめです!