バルセロナの崩壊の瞬間。それが始まっていた時を、考えて。
いつ、どこで、間違ったのだろうか。
人生で、ふと、疑問に思う時があるだろう。道を踏み違えた時というのは、えてして、その瞬間には分からない。一歩、二歩、三歩と先に進んで、結果が見えてくるものだ。
バルセロナが厳しいシチュエーションに置かれている。そう書くのは、心苦しい。リーガエスパニョーラでは、首位を走っているからだ。
だが欧州の舞台では、チャンピオンズリーグでグループ敗退。敗れた後、回ったヨーロッパリーグにおいては、ラウンド16に向けたプレーオフでマンチェスター・ユナイテッドを前に屈して、大会から姿を消した。
また、最近では、「カソ・ネグレイラ」が世間を賑わせている。いわゆる「ネグレイラ事件」だ。バルセロナが審判を買収していたのではないかという疑いが生じており、ここにきてUEFAまでもが処分を下す可能性を考慮し始めている。
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