考えすぎから解放される方法(反芻思考の止め方)
■考えすぎ:反芻思考とは
プロの棋士は、何時間も長考することがあります。一体何をどのように考えているのか、素人には分かりませんが。この長考には意味があります。考えすぎではありません。
けれども、私たちは考えても仕方がないことを考えすぎます。考えるといっても、論理立てて順序よく考えを積み上げているわけでもありません。考えても仕方がないことを、無駄に考え続けます。
考え始めると、その考えが頭の中でぐるぐると回り始めます。考えれば考えるほど、解決が見えてくるどころか、頭が痛くなります。落ち込みます。何も良いことはありません。
考えても無駄だとわかっているのに、突然その考えが浮かんできます。何度も何度も浮かんできます。これを心理学では「反芻(はんすう)思考」と言います。
反芻とは、一度飲みこんだ食物を再び口中にもどし、よくかんでからまた飲みこむこと。牛などの反芻類の動物が行います。
反芻思考とは、過去のネガティブな出来事を繰り返し思い出して悩み続ける考え方です。
人はなぜ反芻思考をするのか。そこから解放されるためにはどうすれば良いのか、お伝えします。ポイントは、「ストップ!」そして「動け!」です。
■人はなぜ反芻思考をするのか
ネガティブな出来事は、実は大切な出来事です。
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