オートバイのあれこれ『スズキ歴史館へ行ってみた(その2)』
全国1,000万人のバイク好きたちへ送るこのコーナー。
今回は『スズキ歴史館へ行ってみた(その2)』をテーマにお話ししようと思います。
先日記事にした「その1」では、全部で3階まである同歴史館のうちの1階部分をご紹介しましたので、今回の「その2」では、2階の様子をお届けします!
2階は簡潔に言うと、スズキ製品がどのようにして作られているのか、そのプロセスを知ることができるアカデミックなフロアとなっています。
商品企画に始まり、デザイン、設計(試作)、テスト、製造(生産)に至るまでの各過程がリアルな演出で表現されていました。
開発段階の風景がマネキンを使うなどして再現され、また企画会議の際に社員同士がどのような議論をしているのか、その再現音声を聞いたりすることも可能。
簡単に済まそうと思えば、その様子を撮ったいくつかの写真と説明文だけで完結させられると思いますが、スズキ歴史館では、まるでテレビ番組のセットのごとく開発部のオフィスが再現され、また生産工程の製造ライン(車体組み立てライン)も広いスペースを使って再現されていたりと、クルマやバイクの開発過程をより体感的に学ぶことができます。
これはスズキ歴史館ならではの見どころだと思いますね。
小中学生の社会科見学の行き先としてもピッタリだと感じます。
また、四輪車の製造プロセスを3Dムービーで楽しむことができる『ファクトリーアドベンチャー 3Dシアター』や、工場の生産ラインで使われている組み立てロボットを実際に動かすことのできる『Robot Lab(ロボットラボ)』など、遊園地のアトラクションのようなコンテンツもあり、2階は全体としてはアカデミックな内容ではありながらも、楽しい体験をすることができます。
1階と(後日ご紹介する)3階は主に目で見て楽しむコンテンツなのに対し、2階のコンテンツは見て・触れて・聞いてと、視覚以外の感覚も使って楽しむことができるので、最も思い出に残るのはもしかするとこの2階かもしれません。
さて、次回は『スズキ歴史館へ行ってみた』のラスト、バイクファンが最も興奮すると思われる3階の様子をレポートさせていただきます!
To be continued.
《参考》
スズキ歴史館