【3つの例】モノを持つ時、どんな目的があるのかを確認する
自分の手元にはいろいろな物があります。
物の種類で分けると、「衣類」「雑貨」「消耗品」などの多岐にわたるジャンルがあります。
では、“持つ目的”で分けるとどういう分け方になるでしょうか。
3つの例について述べたいと思います。
1.日常的に使うもの
2.所有することで拠り所になるもの
3.思い出として残すもの
1.日常的に使うもの
例えば、衣類の場合だと普段家で着る服、仕事で着る服などの必需品があります。
好き嫌いよりも使うために必要な物として持つアイテムです。
食器の場合なら、お茶碗とかお椀、お皿といった食事の時にいつも使う物たちです。
2.所有することが拠り所になるもの
コレクションなど、そのアイテムが「好き」で、所有することが拠り所となるアイテムです。
使うこともあるけど頻度としては低い場合が多いです。
陶器など、使うよりも飾って眺めるというケースも多いです。
3.思い出として残すもの
拠り所にも通じますが、さらに歴史があるなどで、思い出が濃いものもあります。
卒業や結婚、出産など人生の大きなイベントに関わるのあるモノに多いです。
持つ目的で分けた場合の収納の仕方
持つ目的が異なれば収納場所も方法も変わってきます。
例えば、ワイングラスを持っていたとして、日常使いのワイングラスなら出し入れしやすい場所に収納すると使いやすいです。
所有することが拠り所となるコレクションの物なら、使いながら持つ方法もありますが、未使用で保管したい物もあるかもしれません。その場合は、飾って眺められるようにしておくのもおすすめです。
思い出として持ち続けたいのなら、飾る方法もありですが、箱に詰めて保管する方法もあります。
単純に物の種類だけで分ける場合との大きな違いです。
そして持つ目的に合わせた収納を実現することで、暮らしやすさにつながっていきます。
どう持つか?を決める
同じ種類の物でも、何のために持っているのか、どのように持ちたいか?によって収納場所や収納方法を変えるというお話をお伝えいたしました。
自分の価値観、あるいは、ご家族と共有の物なら話し合って決めると良いです。
いずれの物も「それがあることで何らかの役に立っているか?」がポイントです。
そして、「日常使い」「コレクション」「思い出」のどれにも当てはまらず、持つ意義がない物は処分の対象になる場合が多いです。