使った後の石鹸は何に入れる?【百均】銭湯やキャンプで洗って濡れた固形石鹸の収納法
公衆浴場やキャンプへ行く時には「固形石けん」持って行く方は多いと思います。
その際に困るのが『濡れた石鹸の収納 』ではないでしょうか?
石鹸を濡れたままの状態でジッパー付きの密閉袋に入れた場合、石鹸が水分を含んでふやけてしまう事があります。
反対に通気性の高い容器に入れると水が染み出て他の荷物が濡れちゃいますよね。
そこで、百均の携帯用石けんケースを使う対策法を紹介します。
このページではダイソーさんとセリアさんから発売されている携帯用石けんケースについて紹介します。
ダイソーの石鹸ケース
ダイソーさんから発売されているケースは『携帯用ソープケース角』という商品名です。
バスグッズのコーナーに置いてありました。
「漏れしにくい密閉タイプで、ジムに、スパに、旅行に」いうキャッチフレーズ。
【スペック】
・サイズ:(約)11.6cm×8.3cm×4.7cm
・重 量
スノコあり:(約)62g
スノコなし:(約)51g
・素 材
本体・スノコ:ポリプロピレン
フタ:ポリエチレン
・耐熱温度
本体・スノコ:-20~120
フタ:-30~70
使用可能な石鹸サイズ:(約)9cm×6cm×3.5cm
ミニサイズのマーガリン容器のような外観ですね。
これがテーブルの上に置かれていると絶対に石鹸だとは思われないでしょう。
ケースの中にはスノコ状のパーツが入っています。
7本のスノコ板、8か所のスリット(細長い穴)があいています。
スノコ板が丸い形状なので水切れは良さそうです。
重量が135gでサイズ90mm×58mm×28mmの石鹸を入れてみました。
ケースが深いので少し余裕がありますね。
では、実際に水を入れてケースを逆さまにして置いてみます。
ケースを指で押さえるとフタの隙間から水が出てきますが、そのままの状態だと水漏れはありません。
しかし、1時間が経過するとフタのツマミ部分に水が染み出てきました。
まあ、実際は石鹸の水を切った状態で持ち運ぶので、このくらいなら問題ないでしょう。
セリアの石鹸ケース
セリアさんから発売されているケースは『持ち運びできる せっけんケース』という商品名です。
こちらも、水漏れしにくい密閉タイプというキャッチフレーズです。
簡易パッケージで、見た目にもスリムな印象です。
【スペック】
・サイズ:(約)11.4cm×7.8cm×4.1cm
・重 量
スノコあり:(約)58g
スノコなし:(約)47g
・素 材
本体・スノコ:ポリプロピレン
フタ:ポリエチレン
・耐熱温度
本体・スノコ:-20~90
フタ:-20~60
使用可能な石鹸サイズ:(約)9cm×6cm×2.9cm
こちらはフタと本体の厚みは同じくらいです。
ツートンカラーなのでデザイン的にもイイ感じです。
本体の中にはダイソーさんのケースと同様にスノコが入っています。
4本のスノコ板、5か所のスリット(細長い穴)があいています。
スノコ板にある3カ所のイボ状の膨らみが石けんを支える構造になっています。
本体のケースは浅く作られているので、石けんを入れると上部が はみ出ます。
この状態なら濡れた石けんは早く乾燥するでしょうね。
こちらにも水を入れて密閉性を検証します。
フタの開閉が少々固くて溝が深く、縁に出っ張りがあるので密閉性は高そうです。
ケースのフタを指で押さえて中に入っている空気を抜きながらフタをします。
そして、指を離すと…
空気は抜けませんでした!
更に水をケースに入れて逆さまの状態で一時間放置してみても水漏れナシ。
これほど防水性が高ければ問題ないでしょう。
最後に
どちらのパッケージにも記載されている注意事項に「本品は、完全密閉ではありません。本品を持ち運ぶ時は、ケースごとビニール袋などに入れて下さい。」とありました。
でもこれほど密閉度が高ければ、着替えと一緒に石鹸を持ち運んでも安心ですね。
使う石鹸のサイズによって使い分けても良いでしょう。
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