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車中泊で荷物置き場に困る問題!小型収納できるキャンプ用品で揃えれば車内が広い!おススメのミニマム装備

たびんちゅや節約キャンプ旅研究家

車中泊の旅へ出かける時は「あれも必要、これも必要」と気になる道具を片っ端から車に積み込みがちですよね。

すると、就寝時になって車内が窮屈で眠れない…なんてことになります。

そんな時は小型収納できる軽量なキャンプ用品で揃えるのがおススメです。

車内を広く使うポイントは荷物を減らす&コンパクトな道具を使うこと。

折り畳める軽量なアイテムなら荷物置き場に困ることはありませんからね。

この記事では車中泊で広く過ごせる おススメのミニマム装備について紹介します。

シュラフ

車中泊で使用するアイテムの中で一番場所を取るのは寝袋(シュラフ)だと思います。

寝袋には素材別に分けて以下の2種類があります。

・化繊シュラフ
・ダウンシュラフ

収納サイズをコンパクトにするなら中綿に羽毛が使われているダウンシュラフがおススメですね。

価格が少々お高いのがネックですが化繊シュラフと比較すると収納サイズが非常にコンパクトになります。

コンプレッションバッグを使えば、圧縮して更に小さくすることも可能です。

厳冬期用の寝袋でも、こんなに小さくなれば邪魔になりませんよね。

マット

車の座席シートをフルフラットにできる場合は必要ありませんが、ゴツゴツした荷室で寝転ぶならキャンプ用マットが必要です。

マットも素材別に分けると以下の2種類があります。

・ウレタン系マット
・エアーマット

コンパクトに収納できるのはエアーマットなのですが空気を充填するのが意外と手間なんですよね。

そこで、インフレーターマットがおススメです。

インフレータブルマットとも呼ばれる、このマットの中にはウレタン系の柔らかい中綿が入っています。

収納時にウレタンを圧縮して空気の注入口を閉めているので、栓を開けると同時にウレタンが膨張して空気も自動で入るという優れものアイテムです。

ただ、中綿のウレタンが完全に膨張するには時間がかかるので最後は空気を充填する必要があります。

内部にウレタンが使われているので空気の熱対流がおこりにくく、断熱効果が高いというメリットもあります。

特に秋冬の車内は冷え込むので断熱効果の高いマットが良いですね。

コンテナ

荷物を収納する際は、積み重ね可能なコンテナを使うのがおススメです。

就寝時にはコンテナを縦に積み重ねることで車内が広く使える利点があります。

またコンテナのフタに板を敷けばテーブルとしても利用できますからね。

晩秋から初春にかけては生鮮品が傷みにくいのでクーラーボックスの代わりに食材入れとして使うことも出来ますし、必要なら折り畳み式のソフトクーラーボックスを一つ用意しても良いでしょう。

ザックと併用すれば荷物運びは一度の往復で完了します。

クッカー&ストーブ

車内で動き回る犬がいる場合は要注意です
車内で動き回る犬がいる場合は要注意です

風の影響を受けにくい車内で調理をする場合はコンパクトなアルコールストーブも使いやすいです。

ガス式、ガソリン式など色々なキャンプ用コンロがありますが、車内で火気を使う場合は必ず換気に注意することが前提です。

あと、車のフロアマットがストーブの熱で焦げないようにする為にアルミ製や木製の板が1枚あると良いでしょう。

もしくは安全に自炊作業をしたいなら、広いキャンプ場やバーベキュー可能な公園を利用するという方法もあります。

最後に

カトラリーや洗面用具、着替えなどの生活必需品は分かりやすいようにメッシュポーチなどに入れて小型のコンテナへ収納しておくと使いたい時にすぐに取り出せて便利です。

道具がコンパクトになれば荷物運びも楽で車内が狭い問題も解決すると思います。

旅の荷物を減らしたいと お考え方の参考になれば幸いです。

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節約キャンプ旅研究家

お金を掛けずにキャンプや車中泊をしながら野宿旅を楽しむ方法や旅のトラブル対策などを紹介しています。 他にも自作のキャンプ道具やキャンプ・車中泊の裏技なども発信しています。

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