重量37g!百均の充電式ライトでヘッドライトを自作!ゴム紐で加工すれば超軽量なキャンプギアに変身!
キャンプでは夜に荷物を運んだり、テントを設営することが稀にあります。
そんな時にヘッドライトがあれば両手が塞がっていても手元や足元を照らすことが出来て便利です。
ただ、高性能で小型・軽量のヘッドライトは価格が高いのが難点です。
そこで、百均の充電式COBライトを使ってヘッドライトを作ってみました。
この記事では百均アイテムを超軽量なキャンプ用ヘッデン(ヘッドランプ)に変身させる方法を紹介します。
準備する百均アイテム
【準備する材料】
・充電式COBライト250ルーメン
・アウトドア用ゴム
・2つ穴コードロック
充電式COBライトは百円ショップのダイソーで購入しました。
USB Type-Cの充電方式で明るさが250ルーメンもあり、販売価格は330円と大変リーズナブルです。※2024年11月の情報
本体重量も30グラムと軽量なので、ヘッドライトに流用するには最適です。
そして、アウトドア用ゴムは百円ショップのセリアで購入しました。
こちらは110円です。※2024年11月の情報
このゴム紐は芯にカーボンを混ぜて耐久性を高めています。
そして、コードロックは2つ穴なら何でも構いません。
家に余っているパーツがあれば、それを使うと良いでしょう。
ライト本体の加工
まずはライトの上部にあるカラビナ部分をノコギリで切り落とします。
ヘッドライトとして使うなら出っ張りがあると邪魔ですからね。
カットする際はカラビナのバネが外れて勢いよく飛ぶので安全の為に保護メガネ等を装着した方が良いでしょう。
カットした後は鉄ヤスリで平らにします。
そして、ライトの四隅に穴をあけます。
使用するゴム紐の直径が3ミリなので、穴の大きさは2.5mmにしています。
なるべく内側に穴をあけて、穴の外側が薄くならないようにするのがポイントです。
ゴム紐を通す
ゴム紐を穴に通す時は裁縫用の糸を使うと簡単に出来ます。
最初に糸をループ状にして穴に通し、ゴム紐の先端部分を引っかけます。
そして、そのまま糸と一緒に穴から引き抜くとゴム紐を通すことが出来ます。
ゴム紐を通す穴の順番は以下になります
①ライト左下の穴、裏側から表側へ
②ライト左上の穴、表側から裏側へ
③ライト右上の穴、裏側から表側へ
④ライト右下の穴、表側から裏側へ
※ 逆順でも構いません。
コードロックの取付
最後にコードロックを取り付けます。
まず、ライト左上の穴から右上の穴に通されたループ状のゴム紐を折り曲げてコードロックに通します。
そして、ループの抜け止めにリングを取り付けます。
抜け止めはロープやビーズを使っても構いません。
そして、ライト左下と右下の穴から伸びるゴム紐の先端もコードロックに通します。
そして、製作したヘッドライトを自分の頭に装着してゴム紐の長さを決めてカットします。
最後に角度調整スタンドにクッションパッドを貼り付けたら完成です。
ここは、滑りにくい素材のクッション材を両面テープで貼り付けるだけでもオッケーです。
装着感
重量が37グラムと超軽量なので頭に装着しても違和感はありませんね。
コードロックでゴム紐の長さを調節すれば、頭の小さな子供や女性でも装着する事が出来ます。
ただ、リフレクターや集光レンズが無いので遠くを照らすことが出来ないのが難点です。
ライトの角度調整は出来ませんが250ルーメンの明るさで周囲全体を照らすので暗闇でも作業はしやすいです。
ライトのカラビナは使えなくなりましたが、角度調整スタンドでテーブルの上に立てたり高い位置にゴム紐で引っ掛けたりすればランタンとしても使用可能です。
角度調整も可能にする
もし、ライトの照射角度を調整できるようにしたい場合は角度調整スタンドに台座を取り付けてゴム紐を通せば可能になります。
台座の材料として使用したのはお茶が入っていた2リットルのペットボトルです。
ペットボトルの平らになっている部分をハサミで切り取り、ゴム紐を通す穴をあけます。
そして、ペットボトル素材の台座にゴム紐を通してから角度調整スタンドに両面テープで貼り付けます。
ゴム紐の通し方は先程と同様です。
もちろん、両面テープで貼り付けただけでは、すぐに剥がれてしまいます。
なので、穴をあけて裁縫用の糸で固定するのです。
ペットボトルの素材は接着剤が効かないので、両面テープは穴をあける際の仮止めとして使いました。
最後にクッションテープを貼ったら完成です。
これで、角度調整が可能になりました。
台座は薄くて軽いペットボトルの素材なので、総重量は1グラムアップの38グラムでした。
最後に
今回製作に使用したCOBライトの連続点灯時間は弱モードなら3.5時間、ブーストモードなら1時間です。
もし、バッテリーが切れてもモバイルバッテリーがあれば何度でも充電して使う事も出来ます。
メインのランタンとしては持続時間が足りませんが作業用ヘッドライトとして使うなら十分だと思います。
何と言っても軽量なので持ち運びには、とっても便利です!
ご参考までに。