バルサがパリSGに勝てた理由。エムバペ封じ、ロングパスの有効活用、可変システムの激突。
欧州の舞台で、大きな一歩だった。そして、それは必要な一歩でもあった。
バルセロナは今季のチャンピオンズリーグ準々決勝でパリ・サンジェルマンと対戦。アウェーのファーストレグを3−2で制して、本拠地モンジュイックでのセカンドレグに向かう。
「この数年、ビハインドを負う展開で、チームは下を向いてしまっていた。しかし、この試合で、我々は前進できた」とはシャビ・エルナンデス監督の言葉だ。
「素晴らしい試合だった。バルサは生きている、そう示せる試合だったと思う。かつてないくらい、ソリッドな試合だった。攻撃・守備、両面でね。コレクティブな仕事が完遂できたことを、誇りに感じる」
■可変システムの激突
パリSGは【4−3−3】で試合に臨んだ。ただ、それは攻撃時、守備時に可変するシステムだった。
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