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バルサがパリSGに勝てた理由。エムバペ封じ、ロングパスの有効活用、可変システムの激突。

森田泰史スポーツライター
ファーストレグでパリ・サンジェルマンを下したバルセロナ(写真:ロイター/アフロ)

欧州の舞台で、大きな一歩だった。そして、それは必要な一歩でもあった。

バルセロナは今季のチャンピオンズリーグ準々決勝でパリ・サンジェルマンと対戦。アウェーのファーストレグを3−2で制して、本拠地モンジュイックでのセカンドレグに向かう。

バルセロナを率いるシャビ監督
バルセロナを率いるシャビ監督写真:ロイター/アフロ

「この数年、ビハインドを負う展開で、チームは下を向いてしまっていた。しかし、この試合で、我々は前進できた」とはシャビ・エルナンデス監督の言葉だ。

「素晴らしい試合だった。バルサは生きている、そう示せる試合だったと思う。かつてないくらい、ソリッドな試合だった。攻撃・守備、両面でね。コレクティブな仕事が完遂できたことを、誇りに感じる」

■可変システムの激突

パリSGは【4−3−3】で試合に臨んだ。ただ、それは攻撃時、守備時に可変するシステムだった。

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スポーツライター

執筆業、通訳、解説。東京生まれ。スペイン在住歴10年。2007年に21歳で単身で渡西して、バルセロナを拠点に現地のフットボールを堪能。2011年から執筆業を開始すると同時に活動場所をスペイン北部に移す。2018年に完全帰国。日本有数のラ・リーガ分析と解説に定評。過去・現在の投稿媒体/出演メディアは『DAZN』『U-NEXT』『WOWOW』『J SPORTS』『エルゴラッソ』『Goal.com』『ワールドサッカーキング』『サッカー批評』『フットボリスタ』『J-WAVE』『Foot! MARTES』等。2020年ラ・リーガのセミナー司会。

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