やってはいけない!スピニングリールのNGな扱い方6選
釣りに便利なアイテムや情報を紹介している「釣りの知恵袋」なるフィッシュです!
飛距離も出て扱いやすく、エサ釣りでもルアー釣りでも基本となるスピニングリール。
扱いやすいとは言いつつも、非常にたくさんの部品から構成された精密機械なので、扱い方を間違えると簡単に壊れてしまうことも…
そこで今回は、スピニングリールの寿命を縮めるやってはいけないNGな扱い方を6つ紹介したいと思います!
その1 固い地面にリールを直置き
魚を釣り上げた際、ロッドとリールを地面に置くことが多いと思います。
釣り上げた魚と並べて写真を撮るとカッコイイのでついやってしまうのですが、固い地面の上にリールを置くとスプールエッジに傷が入る原因に…。
スプールエッジはキャストした際にラインが直接触れる部分なので、傷が入って鋭利になることでキャスト切れを引き起こしやすくなります。
金属のパーツですが、意外と簡単に傷が入ってしまうので、万が一地面に置く際は細心の注意を払っておくようにしてください。
その② ドラグフルロックでの根がかり外し
根がかりでどうしても取れない時に、ドラグをフルロックして綱引きのようにロッドを引いて根がかりを外す人がいますが、こちらもリールの寿命を縮めるNG行為。
リールの力で根がかりを外そうとすると、シャフトやベールに負荷がかかり故障の原因となります。
根がかりでどうしても外れない場合は、タオルなどを手に巻き糸を手でつかんで外すようにしましょう。
その③ 海釣り後に水洗いしない
リールのお手入れ方法が分からなくて釣行後、そのままにする方もいるかと思います。
ですが海で釣りをした後に放置すると、リールの内部で塩が固まってギア等の部品を傷つけてしまうことも。
リール内部の塩を放置すると巻き心地が重くなったり、巻き取りがスムーズにできなくなったりします。
釣りに行ったら帰宅後、すぐにリールを水洗いするようにしましょう。
その④ 砂の上に置く
サーフや渓流の釣りで注意したいのが、砂の上にリールを置くこと。
リールの内部に砂が入り込んで、リールの回転を担うベアリングやギアが故障する恐れがあります。
またサーフの釣りで、波をかぶった際に砂がリールに入り込んで故障したという方もいらっしゃるので、リールが砂に触れないよう細心の注意を払いましょう。
その⑤ リールをお湯で洗う
先ほど、海での釣行後はリールを洗った方が良いと紹介しましたが、必ず水で洗うようにしましょう。
お湯の方が塩や汚れが落ちやすいのですが、リールに必要なオイルやグリスも一緒に洗い流してしまいます。
自分でオイルを塗布できる方が、わざと洗い流す場合は別として、基本的にリールを洗う際はお湯は使わないようにしましょう。
その⑥ 水洗いの際にドラグを締めない
リールを水洗いする際、必ずやってほしいのが「ドラグを締めること」。
先ほど紹介した「リールをお湯で洗う」のと同様、こちらもリールに必要なグリスやオイルを洗い流してしまいます。
グリスやオイルは回転性を高めることで、部品の摩耗を抑える働きがあるので、必要な油を残すためにドラグを締めてから洗うようにしましょう。
ちなみに洗浄後はドラグを緩めて保管することで、内部の部品の負荷を軽減して長持ちさせることができます。
今回はスピニングリールのNGな扱い方を6つ紹介しました!
リールのメンテナンス方法については下の記事でまとめているので、興味がある方はご覧ください。
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