期間限定、老舗の「ハロウィンどら焼き」ふかふかの生地と瑞々しい北海道産かぼちゃの餡がベストマッチ
100年以上もの歴史を紡ぐ日本の伝統を味わうべく、連日海外からの観光客で賑わう日本橋人形町。観光地としての一面をもつ反面、小学校などの教育施設点在し、家族揃って楽しめるようなイベントも多数開催されているアットホームな一面を持つ町でもあります。
その人形町にて明治10年からお店を営む「三原堂本店」さんは、和洋菓子双方を販売なさるお店。都内百貨店や東京駅でも販売される程人気の高い塩せんべいはもとより、季節の和菓子から大福、お団子、どら焼きもお作りになり、テレビでもたびたび取り上げられる程。
今回は10月31日まで限定、三原堂本店さんの「ハロウィンどら焼き」をご紹介。
通常のどら焼きは中が見える透明な袋入りの包装ですが、ハロウィンはとっても可愛い特別仕様!キュートなお化けや魔法使いが描かれた袋の中には、これまたパッケージと同様ににっこり(ニヤリ?)と笑みを浮かべるジャックオーランタンの焼き印が。
均一且つやや強めについた焼き色の皮は張りもあり、片手で持ってもスラリとした姿勢を保つタイプ。どこか懐かしさを覚える卵などの風味が心地よい皮は甘すぎず、ホットケーキのようなふかふか食感のおかげで食べ応えもあります。
そして、中には非常に滑らかで瑞々しい南瓜餡がたっぷり!とろりとした質感の南瓜餡は、北海道産白いんげん豆と南瓜で仕上げた香り高く皮との親和性も抜群。咀嚼するたびに、皮の気泡ひとつひとつにじゅわりじゅわりと南瓜餡が染み込んでいくようで、まさにお互いがお互いのために存在しているといっても過言ではありません。
更に、生地を合わせる際に隠し味として配合されているお醤油のおかげで、洋テイストになりがちなかぼちゃのお菓子が和風かつ初めに感じた懐かしさとリンク。なるほど、こういうふうに味わいが繋がっていくのね、と思わず「うんうん。」と独り言。
ほっこり、という言葉がお似合いのハロウィンどら焼き。トリックは考えものですが、自分へのトリートはいくらあっても困りませんね♪
最後までご覧いただきありがとうございました。
柳谷ナオ
<三原堂本店>
公式サイト(外部リンク)
東京都中央区日本橋人形町1-14-10
03-3666-3333
9時30分~19時(土日祝 〜18時)