【骨盤のゆがみとは】腰痛などの体の不調改善におすすめのヨガポーズ
よく「骨盤がゆがんでいる」という言いますが、骨盤がゆがむとはどういうことなのでしょうか? こちらの記事では、骨盤のゆがみについてお伝えし、骨盤の位置を正しく戻すためにおすすめのヨガポーズをご紹介します。骨盤のゆがみを放置することで、腰痛などの体の不調を起こしやすくなってしまいます。一緒にゆがみを改善していきましょう!
骨盤のゆがみとは
骨盤自体がゆがむわけではなく、普段の姿勢のクセなどから骨盤まわりの筋肉量の前後や左右差が生じることにより、傾いたりねじれたりします。骨盤のゆがみの種類は以下の4つに分類されます。一つ一つ説明をしていきますね。
1.骨盤が左右に傾く
本来の骨盤は水平な状態です。普段の生活で、どちらかの足に体重をかけてしまうなどのクセから、左右のお尻と太ももの筋肉量に差が生じ、どちらかに傾いてしまうことがあります。骨盤が左右に傾くことにより、肩甲骨の位置が変わるので肩こりなどの原因になります。
2.骨盤が前後に傾く
背骨は緩やかなS字カーブを描いている状態が好ましいです。骨盤が少し前に傾くことにより、腰に緩やかなカーブができます。前への傾きが大きくなると、「反り腰」になりお腹の筋肉が緩み、腰まわりの筋肉に負担がかかります。反対に骨盤が後ろに傾いている場合は、後ろに体が傾かないように背中を丸くしてバランスを取ろうとしてしまいます。どちらも腰の負担になりやすいです。
3.骨盤が開いている
骨盤は仙骨、腸骨、恥骨など複数の骨で構成をされています。出産をしたり、骨盤まわりの筋力が低下をすることで骨盤が開きやすくなります。骨盤が開いてしまうと、O脚の原因になるのでご注意を!
4.骨盤のねじれ
お尻の形と高さが違う場合、もしかしたら骨盤がねじれているかもしれません。前後左右の筋肉量が異なることにより、骨盤の左右どちらかの骨が前に出てしまいます。例えば、スカートを履いた時に歩いたりするとスカートが時計回りに回ってしまうのは、右の骨盤が後ろにある状態です。腰痛の原因になってしまいます。
骨盤のねじれを改善するヨガの「ワニのポーズ」
こちらの記事では、特に骨盤のねじれにアプローチするヨガポーズをご紹介します。寝ながらお腹をねじる「ワニのポーズ」です。骨盤まわりの筋肉を緩めることができます。
①ひざを伸ばした状態で仰向けに寝て、両手で軽く左脚を引き寄せます。
②右手は左脚に残したまま、左手を真横に広げます。手のひらが上になるようにし、肩と背中をしっかりと床に下ろします。目線は左の指先を見ましょう。
③息を吸って、息を吐きながら左脚を右方向へ倒していきます。股関節から倒すのではなく、骨盤を起こしながらお腹をねじるように倒してください。左のお尻の筋肉が伸びていればオッケーです。
④呼吸をしながら30秒キープをし、反対側も同様にしましょう。
ワニのポーズをするメリット
ワニのポーズには以下のメリットがあります。
・骨盤の調整
・腰痛改善
・デトックス効果
1日の中で生じた体のゆがみをリセットするためにも、寝る前に布団の上で行うことをおすすめします!