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【手帳の考え方】ToDoリストの書き方講座第3回 タスクの細かい部分までできるだけ具体的に書き出そう

舘神龍彦デジアナリスト・手帳評論家・歌手

 前回触れなかった点でとても重要なことがありました。

  それはToDoリストのタスクの一つ一つを、できるだけ具体的に書くこと。必要ならばタスクをより細分化することです。
 たとえば、この写真には「データそれぞれ用意」とあります。

 これは、見たときにできるだけそれだけで分かるように書くべきなのです。
 たとえば、「初婚率」「中高生の好きな人のデータ」「生涯独身率」のそれぞれ というようにです。こんな感じですね。

タスクの詳細を具体的に書いたところ。
タスクの詳細を具体的に書いたところ。

 もちろん、「データそれぞれ」でも、書いている人間にはわかるのです。
 だからそれでいいといえばいい。ともあれ、具体的に書いてあった方が、そのアクションを起こすときの脳の負担がより軽くなります。

 そしてそもそも、ToDoリストは、思い出す脳みその手間を省くためのもののハズです。であるのなら、徹底的に手間を省くために、逐一書いておくのが望ましいわけです。

 そしてたとえば、デスクトップ検索(※1)をするときの検索キーワードに迷う必要がなくなるのです。 そして、なにをどこまでやればいいのかについてのイメージもより明確になります。

 ここでは3種類のデータが書いてあります。もしそれ以上にその時に思い出せなかったら、最後に「etc」と書いておくことです。そうすればデータは4つ以上ある事になります。

 ToDoリストは書き出すことが重要です。そしてできれば、できる限り、具体的に書くようにしましょう。

※1 パソコンのハードディスク内を検索すること

デジアナリスト・手帳評論家・歌手

デジアナリスト・手帳評論家・歌手。著書『手帳と日本人』(NHK出版新書)は週刊誌の書評欄総ナメ。日経新聞「あとがきのあと」登場ほか大学受験の問題に2回出題。『凄いiPhone手帳術』(えい出版社)『システム手帳新入門!』(岩波書店)等著書多数。「マツコの知らない世界」(TBSテレビ)「HelloWorld」(J-WAVE)はじめテレビ・ラジオ出演多数。講演等も。手帳ユーザーを集めた「手帳オフ」を2007年から開催する等トレンドセッター的存在。手帳活用の基本をまとめた「手帳音頭」をYouTubeで公開中。認知症対策プロダクト「おぼえている手帳」は経産省オレンジイノベーションプロジェクト事業採択。

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